ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

県立鳥羽高校授業「観光とバリアフリー」授業

2021-01-15 14:13:13 | 旅行
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

当センターの事務局長 野口あゆみは、三重県立鳥羽高等学校の科目「観光とバリアフリー」講師を長年務めています。

今日は鳥羽の旅館扇芳閣にて、バリアフリー調査&ワークショップを開催しました。

まずは、扇芳閣のハーモニーホールに集まって、野口先生から授業の説明。


扇芳閣の井上支配人からもご挨拶をいただきました。

そのあと、生徒たちは4名×5班に分かれ、それぞれが旅行者(家族)としての役割分担。
体験グッズを装着して、
・妊婦さん役
・その伴侶役
・高齢者のお母さん(お父さん)役
・車いすのお母さん(お父さん)  役
になって、フロントでのチェックイン、大浴場での入浴、バリアフリールームの使い心地などなど、
様々な角度から検証していきました。

今回、この授業に合わせて鳥羽高が購入したという体験グッズ!
新品なので、使い方説明を見ながら、あーやこーやと装着。

性別に関係なく、妊婦役になってもらいました。

そこのところに抵抗が無いのが、今の高校生らしーなーと思って。
皆、感心感心!良いことだ!

私はバリアフリールームにて説明役だったのですが、


それぞれ、バリアフリーに対する着目点もしっかりしていて、
チームワークで課題に取り組んでいましたよ〜。

そのあとのワークショップでも、建設的なアイデア溢れる意見が続出したそうな。
明日の鳥羽は明るいですね!
がんばれ~。未来の鳥羽観光を担う若者たちよ!


そして おまけの写真は妊婦体験グッズです。

専用エプロンのお腹のポケットが。ビニール製になっていて、
そこに2か月から10か月まで5種類に分かれたクッションを入れるしくみになっています。

2か月、4か月のクッションは、ポケット中央部に付けてあるマジックテープに貼りつける感じで。

6か月、8か月となると、赤ちゃんの形もそれなりに。


そして、10か月のクッションはかなりの重さ。
指もちゃーんと5本に分かれていますね。


今までの妊婦体験は、ただ重さを体感するものでしたが、
これは、赤ちゃんの成長を実感できるという新しさが斬新でした。

中には「私、双子を生みたいので、2つ入れとこー」という生徒まで(笑)

うんうん。いいよ〜。
想像力が豊かになるグッズでしたので、ご紹介しました!

以上、おまけの写真コーナーでした。





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