ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

初夏のまちづくり遠足

2011-07-09 22:59:06 | バリアフリー情報
こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

東海地方も梅雨明けし、朝からぐんぐん気温も上昇
いよいよ夏本番です。

さて、昨日本日7月9日土曜日、鳥羽市建設課まちづくり整備室主催
初夏のまちづくり遠足が行われました。
鳥羽みなとまちづくり協議会のメンバーを対象に、
町歩きをしながらの勉強会です。

参加者は14名。
午前9時半、鳥羽市民文化会館を出発
まずは、鳥羽四丁目にある旧広野邸を見学。

広野邸は「かどや(角屋)」とも呼ばれる鳥羽随一の財産家(庄屋)でした。
江戸時代は後期から薬屋を営んでいたそうです。

もう随分昔に薬屋は廃業されたのですが、
家そのものの文化的価値が見直され、
平成18年に、国の登録有形文化財となり、
現在、蔵の部分から改修工事が進められています。

向かって右側は、築180年以上が経過。かなりボロボロな状態


しかし、座敷の欄間やガラスなどに凝った意匠が施されていて、
当時の栄華な暮らしぶりを物語っていました。


講師は教育委員会の豊田さん。

江戸時代からの建物部分。

台所として使用されていたところは、天井も低く、ちょっと背の高い人なら
頭をぶつけてしまいそうです。

ムムっ。お宝発見か


広野邸は、今年度より母屋の部分も本格的に改修予定。
鳥羽の新たな観光名所として、生まれ変わるそうですよ~。
楽しみですねっ

場所を移動して、今度は旧鳥羽小学校のグランド。
鳥羽城天守閣のあったところです。

現在発掘調査が進められており、

そこから出土したものは


・・・残念ながらまだ無いそうです。
天守閣の基礎部分の石積みでも発見されれば、ロマンも広がるのですけどねぇ。
今後の調査に期待です。


今日歩いた錦町通りや中之郷通りは、毎日のように、車で通る道ですが、
散策してみると、文化財的にも価値のある邸宅や蔵が多く残っています。

鳥羽では珍しい石蔵

大正時代に建てられた「河岸八・糸屋」

遠足の締めは、ピクニック。

芝生広場の木陰にシートを広げてのランチタイムです。

この芝生広場には
今年度、公衆トイレが新設されます。
鳥羽みなとまちづくり協議会のメンバーで検討を重ねたトイレは、もちろんバリアフリー仕様!

こちらもお楽しみに!


おまけの写真は、鳥羽弁当
浜辺屋のろこ弁当です。

パッケージもお洒落。お品書きは、若女将の手書きです。
2段重の中身は、じゃこご飯、蛸のから揚げ、海サラダ、卵焼きetc

大変おいしゅうございました。
ホント、絶品。

暑い中でしたが、
ステキな週末をありがとうございました。




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