ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

トイレ調査のお話し。

2006-12-05 15:13:21 | バリアフリー情報
トイレ調査のお話し。

ホント、最近の公衆トイレは進化しました。
20年前に比べたら雲泥の差ですよね。
(あの頃は有名な観光スポットでもボッチョンが多かったし)

それが最近では
シャワートイレに手すり、ベビーチェアーにベビーベットetc...

そして身障者用トイレ!
そこにさらに
介護ベットや
オストメイト
(人工肛門・人工膀胱の方がパウチを洗えるように設置された流し台)
などが設置された多目的トイレなども充実してきました。


しかし一口に、身障者用トイレといってもこれがなかなか色々あるんだな。

もちろん車椅子で回転出来るだけの十分な広さがある洋式タイプのトイレが基本ですが、
便器や手すりの形状。
水洗のレバーの形や位置など、
障がいの部位や程度によって使い勝手は人様々。

例えば、シャワートイレの操作盤が便座横にあるタイプは、
車椅子の方が便器に座る時、間違えて押してしまって服を濡らしてしまうことがよくあるんですって

また、トイレはバリアフリーでも、駐車場からそこに行くまでに長くて急なスロープがあって、
介助者がいないと行けない!なんて事も。


そんなこんなで、当バリフリセンターはトイレ調査にとても力を入れています。

(鳥羽市内の身障者トイレも伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのHPでご覧になれます!)

調査項目は、トイレ内の各種設備の他に、石鹸やゴミ箱の有無、室内の広さや入口幅を実測します。

また屋外だと、身障者用の駐車場の有無、そこに屋根があるかなど、細かく調査します。
もちろん写真付き! これがとっても大切


つい先日も高速道路のパーキングエリアのトイレ調査に行ってきました。
伊勢自動車道-多気PAから伊勢湾自動車道-湾岸長島PAまでの上下線
全部で14箇所。

道に迷う事も無(あたり前か調査も順調に進み、
紅葉を眺めながら快適なドライブ!
と言いたい所ですが、
それが車椅子スタッフNさんにとっては重労働だったんですねぇ。

何故かって?

だって、その度に車椅子を出したり乗せたりすること14回。
(ちなみに、彼は運転もします。)
翌日は筋肉痛だったそうです。

ご苦労様でした!

















最新の画像もっと見る

コメントを投稿