ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

とばみなとまちづくり市民協議会 会議

2010-08-20 11:53:53 | バリアフリー情報
みなさん、こんにちは
NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

お盆の駅ボラも終わり、(報告ブログは後ほど)
夏の疲れかスタッフが相次いで体調を崩しております。
(夏風邪とか、そんな程度ですが。。)

みなさんは、いかがお過ごしですか?

さて、昨日は毎月1回行われているとばみなとまちづくり市民協議会の会議が、
夜7時から鳥羽市民文化会館で行われました。


お盆明けで人が少ないかな??と思いましたが、
思いのほか多くの参加者。

今日は前回に引き続き、城山公園にトイレを造ろうプロジェクトのワークショップ。

前回、各自で出された意見を元に、4班に分かれて意見をまとめて行きました。


前回の会議の意見では、
「トイレの2階に見晴台を造る」
「海側にお城を模したトイレを設置して、下から見えるようにする」などの意見があり、
中には
「トイレをガラス張りにして、展望トイレにする!?」
なんて珍回答もありましたが、
改めて各グループで意見をまとめたところ、市民のみなさんにも納得していただけるような内容に落ち着いてきました。

その中でも、また新たな(捨てがたい)アイデアが出てきていますので、
来月までに取りまとめて、具体的な方向を決めることになりました。

この会議も回を重ねるごのにグレードUP!
皆も自由な雰囲気の中で積極的な意見が出るので、「おおっ。なるほど。」とうなる事もしばしば。

もともと6年前から行っている協議会ではありますが、
今年から参加している私にとって、昨日の会議は本当に有意義で楽しいものでした。

また、バリアフリーツアーセンターのスタッフとして本当に嬉しいことは、
各自が自主的にバリアフリーについて考え、意見を出してくれる事。

現在の城山公園は高台にあるため、車いすや足の不自由な方にはなかなか行きにくい場所にあります。

しかし、それでも車椅子対応の多目的トイレを設置することに異論を唱える人はいません。

それどころか、どうしたら皆が利用しやすくなるのか、将来の事も考えてながらの発言に、
本当に頼もしく感じました。

とばみなとまちづくり協議会のワークショップは、本当にグレードが高と思いますよ。
この5年間で実績もあるし、
全国的にも誇れるしくみだと思います。
(鳥羽市役所職員や土台を作ってくださった先人に感謝です。)


もう1つ、嬉しかった事は、フリートークの時間に、
鳥羽ガイドボランティアの会のNさんが、
駅ボラ研修のフィールドワークと時に行ったカモメの散歩道の跳ね上げベンチについて、
「あそこに表示を作ってくれ!」と、鳥羽市役所の建設課の人に申し出てくださったこと。

カモメの散歩道のボックスベンチは、バリアフリー仕様。

ベンチを跳ね上げると、このように空間ができ、
ベビーカーや車椅子の人と同じ目線で海を眺める事ができます。

このアイデアは、5~6年前にカモメの散歩道を作ったときに伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの提案で作っていただいたものですが、
でも、今まで何も表示が無かったので、それに気付く人は少なかったはず。

建設課の若手職員も知らなかったぐらいなので。。。

ということで、早速現場を見てきてくださることになりました。

景観をそこねないような、素敵な表示にしてくれると、嬉しいな~と思います。





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