1月20日(火)にばりふり調査に行って来ました。
鳥羽市浦村町にある海の博物館です。
昨年、館内に授乳室を作ってくださったので、
その写真撮影と調査がメインの調査です。
しかし、滞在時間2時間半。
すっかり楽しんできました。
海の博物館は鳥羽から車で25分。
パールロード沿いにあります。
木材をふんだんに使った建物は数々の賞にも輝き、
2005年には日本の建築空間百選にも選ばれました。
海と人間の歴史を紐解く数々の展示物は、展示棟A館、B館に別れ、
その他にも重要文化財(木造船)収蔵庫、フォートギャラリー、体験学習館・特別展示室、レストランなどがあり、見所もいっぱいです。
それぞれの建物が独立していて、傾斜地に建っているため、
車椅子の人や階段の上れない人は、屋外にあるスロープを利用していただくことになります。
このスロープは建物の裏手に設置されていて距離がかなり長いので、ご注意を。
また、展示棟A館、B館とも中2階の展示コーナーがありますが、
展示棟A館の方は19段の階段しかなく、車椅子の方は残念ながらNGです。
またB館は、車椅子の人は一度外に出てスロープを利用してから中2階のコーナーに入るという複雑な経路。
特別展示室も裏手の43メートルのスロープを上らなくてはいけないし、
重要文化財(木造船)収蔵庫前にも2段差の段差があり、
雨の日には移動も大変という
車椅子の人にとってかなりハードルが高い施設です。
また、現在のところ車椅子専用駐車場は無く、下は砂利なので、車椅子の人は利用しにくいかも。
その上、車椅子対応トイレは無く、一般のトイレ(手すり付き)の間口が広がるだけなので、
これも残念なポイントです。
これだけ言うと、足の不自由な方には敬遠されそうですが、
でも、がんばって行く価値が十二分にある展示物、収蔵品の数々。
海と人間の関わりと歴史が、様々なアングルから紹介されていて、
どの展示物も興味深く、とても勉強になります。
海の博物館の職員が車椅子で行けないと思っていた重要文化財(木造船)収蔵庫も、段差が2段あるものの、
踏み段が120センチと広いので、
電動車椅子以外なら、知識と経験のある介助者なら、1名のフォローでも行けると思います。
収蔵庫の中には木製の船がいっぱい。
圧巻です。
今でこそ電車が走り、車があり、テレビや電話、インターネットで情報がすぐに届く時代ですが、
それらが無かった頃、船が唯一の交通手段であり、文化の交流には欠かせないものだったのですね。
船の歴史は、丸太舟やいかだから始まり、
木をつなぎ合わせる造船技術が発達し、
より遠くへ、多くの人や物資を運べるようになりました。
船が人間を繋ぎ、文化を広め、人々の暮らしを豊かにしたのですね。
そんな海洋と船と人間の歴史を考えながら収蔵品を眺めていたら、
なんだか感慨無量!
人類のロマンを感じました。
展示物で目を惹いたのは、
昭和30年代の市場を再現したジオラマや、
漁法を紹介したコーナー。
ミニチュアの人形とセットで、解りやすく紹介してありました。
そして、これらの作品がすべてスタッフの手作りだというから、驚きです。
作業をしているおばちゃん、おじちゃんの様子が実に上手に表現されています。
表情やしぐさ、身に付けている衣装や自体考証された小物まで。
素晴らしいのなんのって!
立ち止まって目を凝らして魅入ってしまいました。
衝撃的な展示物もありました
伊勢湾で獲れた魚の内臓から出てきたのもは・・・
キャンディーの包み紙の切れ端。
私も食べた事のあるグレープサイダー味の飴玉です。
スタッフがスーパーで同じ商品を見つけてきました。
心無い人が海に捨てたゴミは、
こうしてあっという間に海洋生物に悪影響を与えてしまうのですね。
色々勉強させていただきました。
レストランも併設されていて、見所いっぱいの海の博物館。
皆さんも是非一度、足をお運びください!
海の博物館 ホームページ http://www.umihaku.com/
鳥羽市浦村町にある海の博物館です。
昨年、館内に授乳室を作ってくださったので、
その写真撮影と調査がメインの調査です。
しかし、滞在時間2時間半。
すっかり楽しんできました。
海の博物館は鳥羽から車で25分。
パールロード沿いにあります。
木材をふんだんに使った建物は数々の賞にも輝き、
2005年には日本の建築空間百選にも選ばれました。
海と人間の歴史を紐解く数々の展示物は、展示棟A館、B館に別れ、
その他にも重要文化財(木造船)収蔵庫、フォートギャラリー、体験学習館・特別展示室、レストランなどがあり、見所もいっぱいです。
それぞれの建物が独立していて、傾斜地に建っているため、
車椅子の人や階段の上れない人は、屋外にあるスロープを利用していただくことになります。
このスロープは建物の裏手に設置されていて距離がかなり長いので、ご注意を。
また、展示棟A館、B館とも中2階の展示コーナーがありますが、
展示棟A館の方は19段の階段しかなく、車椅子の方は残念ながらNGです。
またB館は、車椅子の人は一度外に出てスロープを利用してから中2階のコーナーに入るという複雑な経路。
特別展示室も裏手の43メートルのスロープを上らなくてはいけないし、
重要文化財(木造船)収蔵庫前にも2段差の段差があり、
雨の日には移動も大変という
車椅子の人にとってかなりハードルが高い施設です。
また、現在のところ車椅子専用駐車場は無く、下は砂利なので、車椅子の人は利用しにくいかも。
その上、車椅子対応トイレは無く、一般のトイレ(手すり付き)の間口が広がるだけなので、
これも残念なポイントです。
これだけ言うと、足の不自由な方には敬遠されそうですが、
でも、がんばって行く価値が十二分にある展示物、収蔵品の数々。
海と人間の関わりと歴史が、様々なアングルから紹介されていて、
どの展示物も興味深く、とても勉強になります。
海の博物館の職員が車椅子で行けないと思っていた重要文化財(木造船)収蔵庫も、段差が2段あるものの、
踏み段が120センチと広いので、
電動車椅子以外なら、知識と経験のある介助者なら、1名のフォローでも行けると思います。
収蔵庫の中には木製の船がいっぱい。
圧巻です。
今でこそ電車が走り、車があり、テレビや電話、インターネットで情報がすぐに届く時代ですが、
それらが無かった頃、船が唯一の交通手段であり、文化の交流には欠かせないものだったのですね。
船の歴史は、丸太舟やいかだから始まり、
木をつなぎ合わせる造船技術が発達し、
より遠くへ、多くの人や物資を運べるようになりました。
船が人間を繋ぎ、文化を広め、人々の暮らしを豊かにしたのですね。
そんな海洋と船と人間の歴史を考えながら収蔵品を眺めていたら、
なんだか感慨無量!
人類のロマンを感じました。
展示物で目を惹いたのは、
昭和30年代の市場を再現したジオラマや、
漁法を紹介したコーナー。
ミニチュアの人形とセットで、解りやすく紹介してありました。
そして、これらの作品がすべてスタッフの手作りだというから、驚きです。
作業をしているおばちゃん、おじちゃんの様子が実に上手に表現されています。
表情やしぐさ、身に付けている衣装や自体考証された小物まで。
素晴らしいのなんのって!
立ち止まって目を凝らして魅入ってしまいました。
衝撃的な展示物もありました
伊勢湾で獲れた魚の内臓から出てきたのもは・・・
キャンディーの包み紙の切れ端。
私も食べた事のあるグレープサイダー味の飴玉です。
スタッフがスーパーで同じ商品を見つけてきました。
心無い人が海に捨てたゴミは、
こうしてあっという間に海洋生物に悪影響を与えてしまうのですね。
色々勉強させていただきました。
レストランも併設されていて、見所いっぱいの海の博物館。
皆さんも是非一度、足をお運びください!
海の博物館 ホームページ http://www.umihaku.com/
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