ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

ダイヤモンドプリンセス鳥羽港寄港! 観光案内ボランティア

2019-09-26 11:26:21 | バリアフリー情報
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

9月24日(火)に、世界最大級の客船『ダイヤモンド・プリンセス』が鳥羽港に寄港しました。

その美しいフォルムの写真はコチラ
三重県観光連盟公式サイト「観光三重」にて。

鳥羽港は水深が浅いため、大型客船が着岸できないので、
沖合に停泊した客船からテンダーボートに乗り換えて上陸する方式です。

朝7時の入港から午後3時の出向までの間、観光を楽しみたい乗客がどんどん港に上陸します。


今回の乗船客数は2,299人。
国別内訳
日本1,107人、オーストラリア409人、アメリカ合衆国444人、ニュージーランド48人、イギリス59人、カナダ60人
その他172人

オプショナルツアーに参加する方もいらっしゃいますが、
1000人以上の方が、個人で観光されます。

目的地を決めている方もいらっやいますが、
中には「折角きたしとりあえず降りてみよう!」、「なんかいいところあるかな~」
というフリーな行動をとられます。

鳥羽市では、そんな方々のために 観光案内の特設ブースを設置しておもてなしをしています。


ボランティアや行政職員など、英語が堪能な人員を集めて、全力でサポート!

志摩市観光商工課の職員もお手伝い。


乗船客のみなさんがしたいこと、望んていることを聞き出して、
適切な観光情報を提供していきます。

商工会議所からは、オリジナルの看板を作成して、

鳥羽ならではの様々なオプショナルツアーを紹介。

大庄屋かどやでの茶席
海島遊民くらぶのカヤックツアー
西念寺での写経・書道体験
など、
日本の文化や自然を楽しめるツアーを提供。

途中から「ともいきの国伊勢忍者キングダム」のスタッフも加わり、
写真撮影も始まりました。

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターからもスタッフ1名がお手伝い。
レンタル車いすの貸出も3件ありました。



港には杖、歩行器、自走式車いす、電動車いす、電動カートなどを使っている方を多く見かけました。





港に船が出入りする姿って、本当に素敵ですよね!


そんな話を離島出身の観光課長に話したら、
「自分にとっては当たり前の風景と思うけど、やっぱりそんなんやなぁ」とのこと。
それを証拠に、乗船客からも、
鳥羽の港には、定期船、遊覧船、漁船など、色んな船が行き来しているのが楽しい!という声があったそうなんですね。
港に到着して、いきなり市民に遭遇!というのも、稀なそうな。

四日市港では行きかうのは貨物船だけだったりするので、面白みがないそうなんです。

また、横浜港から最寄り駅までは、歩いて20分以上かかるので、
・テンダーボートで桟橋まで直に行る、
・降りたらすぐに観光案内を受けられる
・歩いて数分で街中へ!
・鳥羽駅まででも、わずか5分。
・ミキモト真珠島まで7分、鳥羽水族館まで13分
・帰り道に土産物屋や飲食店がある
・伊勢神宮には、鳥羽バスターミナルからCANばすが直通!
などなど、利点が沢山。

バリアフリー的にはテンダーボートに乗り込めない人は上陸できないので、
そこが残念ではありますが、
それ以外では高評価だそうで、旅行会社からは「ツアーには鳥羽港寄港を是非組み込みたい!」というリクエストが沢山寄せられているそうです。
嬉しいですよね!

課題としては、マリンターミナルは風がとても強く吹くので、
今後の入港(11/22(金)、12/8(日)、12/24(火))に向けて、
その風と寒さ対策が問題だそうで。

私も駅ボラでの経験を生かして、
特設ブースで観光案内のお手伝いをさせていただきました。
英語の勉強にもなるしね。

外国の方から、「日本人は、みんな優しいで大好き!」とか言われちゃって、
ちょっとお手伝いしただけで、ハグまでされちゃって、
世界の国からこんにちは 状態は、とっても楽しいのでした(笑)

おまけの写真は、
鳥羽商工会議所のIさんが作ってくれた車いすレンタルのパネル。
素敵な看板を作ってくれました。

今回、車いすの貸出が3件もあったのは、
そのおかげじゃないのかな?

また都合がついたら、お手伝いしたいなーと思っています。






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