ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

鳥羽東中生徒 職場体験 1日目

2008-11-14 12:52:40 | バリアフリー情報
11月11日・12日の両日、
鳥羽市立鳥羽東中学校2年生が
市内の42の事業所で職場体験を行ないました。


我が伊勢志摩バリアフリーツアーセンターも2人(KさんとSさん)を受け入れました。

Kさんは、福祉関係の仕事に興味を持っているそうで、
お母様が勧めてくれたそうです。
Sさんは当初桃取保育園を希望されていたそうですが、
今回はKさんと一緒にセンターの職業体験をしてくれることになりました。

お二人ともとってもかわいらしい女の子です。
Kさんは、歩行器を使っています。

受け入れ事業所は、ホテル・観光施設・郵便局・スーパー・飲食店・ガソリンスタンドなど様々。
しかし、我々は初めての受け入れです。

他の職場は、生徒さんたちが身体を動かしながらの体験が主だと思いますが、
我々は実はとってもクリエーティブな?お仕事。
生徒さんに行なっていただく作業がそんなにある訳ではありません。

そこでまずは、レクチャーやディスカッションを行ないながら、センターの活動について勉強していただきました。

その前に、センター特性の名刺で、社会人としての心得、
名刺交換の練習です


事務局長 野口のいつもながらに熱いレクチャーの感想は、
「こんなに熱心に活動しているとは知らなかった」との事。

その後、鳥羽駅周辺のバリアフリーチェックに出かけました。

Kさんは歩行器で、Sさんは車椅子の介助をしながらのフィールドワークです。


券売機は車椅子だと、一番上のボタンに手が届かないよ~。

この誘導看板、分かりやすいけど、もっと違う表現があったかも。

この歩道は勾配がきつすぎて、ちょっと危ないわねー。

港湾センターのスロープは急すぎて、歩行器で降りるのが怖いわ。

などなど、ばりふり検証しながらのフィールドワークです。

また、自分達が観光客で、始めて鳥羽を訪れるとしたら?というのがもう一つの学習ポイント。

そうすると、駅前の地図看板は果たして解りやすいの???


う~ん。我々も再発見することが多かったです。

そして、午後からは鳥羽市役所のバリアフリー調査です。

昨年改装した際、車椅子対応トイレやエレベーターができたので、
そのばりふり調査のお手伝いをしていただきました。

また、議会場に新たに設けられたバリアフリー傍聴席も見学。

議会場から見ると、こんな感じ。
上部のスタンドが一般傍聴席です。

議員さんの真後ろがバリアフリー傍聴席。議員さん、緊張するかも。
(ちなみに、まだ利用者は一人もいないそうです。)

鳥羽市役所では、立ち会ってくださった職員や議員の方から、
大変勉強になったと、感謝の言葉を頂きました。

やっぱり、当事者の目線でみると、色々アドバイスが出来ますものね。

これで、1日目の体験学習はおしまい。
お疲れ様でした。
明日もヨロシク。






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