せっかくCP/Mマシンなので、その速度を測定した
方法
CP/M上のMBASICで、ASCIIART(マンデルブロ集合)ベンチマークを実行。MBC2は本当のZ80を使用しているので、この速度を基準にクロック換算した。
機種 | 所要時間(秒) | 換算クロック(MHz) |
---|---|---|
avrcpm 16Mhz | 2336 | 0.5 |
mbc2 4MHz | 290 | 4 |
mbc2 8MHz | 146 | 8 |
esp32 | 48 | 24 |
fpga | 46 | 25 |
runcpm | 1.6 | 725 |
・avrcpmはavrエミュレーションだし、4bitDRAMを使っているので結構遅いが、こんな単純なハードで動くことに意味がある。
頑張って動くところを見ていると、なかなか楽しい。
・esp32は1チップで、構造はavrcpmより単純。メモリも内蔵しているし安いし速い。
・fpgaは速いが、esp32と同程度というのは想定外。
・runcpm(ノートPC core i5-3320M) 信じられない速度が出る(キャッシュが効いているだろうなあ)