0750、宮崎市内のホテルを出発。新田原基地航空祭に向かいます。
今年は基地内の駐車場が事前抽選だったこと、基地周辺の駐車場の規模が分からないこと、そもそも公共交通機関を使って新田原基地に行ったことがなかったことから、今回は鉄道+バスで行ってみることにしました。
しかも、普通列車を使わずなぜか特急「にちりん」。。。
(乗車時間が数分しか変わらないのに、料金は倍ほど違う)
イヤ、いたっきいは鉄分濃くない(=鉄道マニアではない)ですよ。これっぽっちも。
特急にちりん
高鍋駅で「にちりん」を下車。
駅前にポツンと待っていたバスに乗ります。
しかしこのバス、駅と会場をつなぐシャトルバスではなく、一般の路線バスなのです。
高鍋町内をクローバーリーフターンのようにぐるぐる回り、乗客を拾います。
結局、約1時間かけてバスは新田原基地にたどり着きました。
・・・せめて直行便と路線バスとを分けてほしかった。orz
それにしてもいい天気!
宮崎らしい暖かい一日になりました。
基地内に植えられている椰子やフェニックスが青空に映えます。
椰子。日本の基地とは思えない風景
新田原といえば南側駐車場から見るのが恒例だったため、北側のエプロン(駐機場)エリアに来るのは4~5年ぶりです。
せっかくの新田原基地エプロン。地上展示をゆっくり見て回ります。
会場の外れには、大型の機材が並んでいました。
美保基地のYS-11Cと入間基地のU-4
民航からは姿を消したYS-11ですが、空自ではまだまだ現役です。
奥に見えるU-4は、ホリエモンジェットとして有名になったガルフストリームⅣがベースの高級機。
首相の国内移動にも使われることがあります。
窓が大きいせいか小さく見られがちのU-4ですが、機体規模はYS-11とほぼ同じです。
そして新田原の主役といえば、まずはコレでしょう。
無骨だけどグラマラスなボディ、艦載機らしさを強く残す短い脚、いかにも後付けっぽい機首下面のM61A-1バルカン砲。
ファントムは晴天のエプロンでふてぶてしく居座っていました。
コイツはローアングルが最高に格好いいのです。
ファントムのでっかいお尻
ファントムのJ79-IHI-17エンジンは瞬発力に優れ、その加速性能はF-15すらも上回ります。燃費と騒音はひどいもんですが・・・
今日は一眼レフも持ってきていますがレンズは400ミリ単焦点1本のみ。
地上展示機を撮ってもこのサイズ・・・
ファントムの前脚
白くしなやかな脚を見ると撮らずにはいられません。・・・ちと太いけど。
いたっきいは自他共に認める?足フェチなのです。
ファントムのそばで、面白いものを見かけました。
機体にかけるラダーを使って、301飛行隊パイロットの人気投票をやっていたのです。
301SQ人気投票
なお、人気投票と平行して“301飛行隊クリスマスパーティー”への参加応募も受け付けていました。個人的にはものすごく行きたいところですが、いたっきいのようなキモオタマニアが行ってもパイロットは喜びません。こいつは明らかに、若い独身女性と知り合う機会を求めようとするパイロットたちの起死回生?の策なのです。パイロットの彼氏がほしいという女性も、こういう機会を積極的に使うべきでしょう。(誰に向かって言ってるんだ?)
さて・・・
新田原基地のもう一方の主役、それはF-15J/DJイーグルです。
こうしてみると、F-15はエンジンと翼だけでできているのがよく分かります。旅客機や輸送機は胴体に翼とエンジンを付けていますが、戦闘機はエンジンの周りに胴体と翼を付けているのです。また極限まで贅肉をそぎ落としたこの機体には、チタニウムがふんだんに使われています。エンジン周りの銀色に輝く部分は、すべてチタン。軽く丈夫な機体にF100-IHI-220Eエンジンの大推力が組み合わさり、高度な電子機器と強力な兵装を搭載するF-15は、開発から30年以上経った今日でも世界最強の戦闘機として君臨しています。
その他にも展示機はありましたが、けっこう見慣れている機体ばかりなので機体全体の撮影はパス。
今回はこんな感じで局部アップばかり撮っていました。f(^_^;
VMFA-115のF/A-18Cホーネット・・・の前脚
F/A-18は艦載機です。発艦時には写真の左に伸びているローンチ・バーを下ろし、フライトデッキのカタパルト・シャトルに引っ掛け、射出されるのです。このローンチ・バーを動かす仕組みがよく見て取れます。
・・・って、知ったところでどうにもならないんですけど。
肝心の飛行展示ですが、会場北側から見ると逆光になるので今回はあまり撮りませんでした。
それでもいくつか撮ったのでまとめてご覧ください。
まずは301飛行隊のF-4EJ改ファントム。
模擬対地攻撃と機動飛行を行いました。
離陸前点検を行うファントム・ライダー
左旋回から右旋回への急激な切り返し
逆光で背中が暗い・・・
フライトを終え着陸するファントム改
次は飛行教導隊“AGGRESSOR”のF-15のフライトです。
飛行教導隊は、所属する全機それぞれに異なったカラーリングを施しています。
最近は新カラーリング、J型の導入など、飛行教導隊の運用形態も変化しつつあるようです。
092号機、通称「あお」
引き起こしながら右へロールを打つ「あお」
ハイレート・クライムで上昇する091号機 「ガメラ」
硬派なJ(単座)型、906号機 「ゼブラ」
その他のフライト。
第23飛行隊のF-15DJによる機動飛行
新田原救難隊のUH-60J救難ヘリとU-125A捜索救難機
機体が重なる瞬間を単焦点で撮ろうとしたらこんなことに・・・
築城基地第6飛行隊のF-2Aによる機動飛行
C-1から降下する空挺隊員
これで午前中のフライトはすべて終了。
空挺降下のあと、長めの昼休みに入ります。
あまりにも逆光がきついので、ここで思い切って会場南側、つまり基地の外へ移動することにしました。
どうせエプロンにいてもブルーのウォークダウンや地上での準備の様子は見ません。。。てか、人垣で見えません。
移動は、会場と眺鷲台(ちょうしゅうだい)駐車場を結ぶシャトルバスを利用しました。こうすれば歩くより早いのです。
バスの車内からは、ランウェイエンド近くのラストチャンスに並べられたF-15が見渡せます。
ラストチャンスとは、軍用機が離陸する直前、兵装の安全装置を外す場所。なるほど、ラストチャンスです。
F-15DJの上から、警備に駆り出された隊員がバスに向かって手を振ってくれました。
イーグルはやはり大型戦闘機・・・
バスを降りて、眺鷲台駐車場から10分ほど歩きます。
フェンス沿いに来ると、例年見かける屋台がありました。
大量の在庫を抱えてあきらめムード満点の屋台
基地南側のフェンス沿いはのんびりひばりが鳴いていました。
地上展示を捨てるなら、こっちのほうがのどかでいいです。。。
交通の便は悪い(というより、ない)ですが。
フェンス沿いは家族連ればかり
畑の中から見た新田原基地
旧軍新田原飛行場の遺跡、林に隠された掩体も展望台に
おや?そろそろブルーインパルスのショーが始まるようですよ。
やっと順光で、しかも近くで写真が撮れるってもんです。
ホラ、6番機の離陸もこのとおり。
ロールオンテイクオフ2
これこれ!これでんがな!
やっぱり南側しかおまへんがな!
南側だと演技の真下に入るので、コンデジIXY900ISでもこのとおり↓
チェンジオーバーターン
ワイドトゥデルタループ1
ワイドトゥデルタループ2
タッククロス
キューピット
サクラ
(雲がはり出してきたため、スター&クロスを急遽変更した)
いやあ、満足満足。
やっぱり南側はいいですナ。
写真を撮る人にとって、会場(北側)はさっぱりですヨ。
・・・というわけで、いたっきいは来年は新田原基地には行きません。
航空祭当日、基地の南側に行きます。
さて。これから温泉でマターリです(´ー`)
ちなみに私は800ISをヨドバシカメラにて衝動買い・・・
構図がうまいとか、光の使い方がうまいとかいう話しとは別の問題なのです。
800ISお買い上げ、おめでとうございます。
暗いところで撮る機会の多いデジカメ、ISは武器になりますよ!
>足フェチ
>でっかいお尻
>局部アップばかり
>いくつか撮ったのでまとめてご覧ください。
Googleのワード検索に引っ掛かりそうですな~
と、冗談はさておきブルーが綺麗ですね☆
PLが効いてるんでしょうか?バックの青い空にブルーが映えてます!