後段演習が始まった。
前段演習は各兵科個別の能力を展示する場だが、後段演習は一連のシナリオに基づき、各兵科が協力して敵に対応する。
まず上空からの敵情偵察が行われる。観測ヘリOH-1が会場左手より進入、大きく機首をあげ急上昇。ローター直下の索敵サイトですばやく情報を収集し、降下角80度というとんでもない角度で急降下してくる。一瞬だけポップアップし、すぐさま敵の視界から逃れる、実戦向けの機動だ。 . . . 本文を読む
参加兵力は、戦車・装甲車約60両、航空機約30機、人員約2000名。弾薬投射量はのべ35tにおよび、費用は概算で3億2000万円。これが、自衛隊東富士演習場の一角を利用して毎年夏に行われている「富士総合火力演習」の規模だ。この演習の本来の目的は、自衛官に各兵科を合わせた有機的・組織的な能力を展示するというのが目的。だが、数日間にわたって行われる演習の最終日には、一般公募の当選者も招待される。自衛隊 . . . 本文を読む
富士山頂には、公共施設もある。郵便局と、公衆トイレだ。
ここは日本最高所の富士山頂郵便局。もちろんここのポストも、日本最高所。ちなみに日本最低所のポストは、海面下10mにある・・・が、今はどうでもいい。
11:39 3,719m 日本最高所の郵便局
いたっきいは初登頂した2000年に、ここから暑中見舞を送った。今回は同行した二人がそれぞれ残暑見舞?を出したようだ。富士山頂 . . . 本文を読む
標高2,355m。
この高度で4時間半の仮眠をとった。こうして低気圧に体を慣らすことが、これからの行動に大きく影響する。気温13℃、ほぼ快晴。ここは静岡県富士市、富士山「富士宮登山口」五合目。
これから登るのは、毎年30万人もの登山者が挑む山、霊峰富士。いたっきいは過去に5回登頂しており、今回が6回目。いたっきいが毎年富士山に登っていることを知っている同僚が、(富士登山のガイド . . . 本文を読む
Yahoo!ムービー のユーザーレビュー(採点)が異様に高い劇場アニメがある。
いたっきいが知った8月10日時点では1位に君臨し、同じくアニメの「ゲド戦記」を完全に凌駕していた。特に大々的にCMしているわけでもなく、それでいてユーザー評価が異様に高い。。。
こ、これはゼヒ見ておかねば!(_△_;
と思ったのが、コレ。。。
このタイトルから、大林宣彦監督、原田知世主演で1983年 . . . 本文を読む
「はたかぜ」を退艦したいたっきいは、日の出埠頭を北に歩く。「はたかぜ」の後方には、白くスマートな外観の巡視船が停泊している。第三管区海上保安本部所属ヘリコプター搭載型大型巡視船「やしま」
PLH22「やしま」
「みずほ型」ヘリコプター搭載大型巡視船の2番船。全長130m。排水量5,317t。2基のディーゼルで、18,200馬力を発揮する。速力は約23kt。日本近海だけではなく、200海里を . . . 本文を読む
「はたかぜ」は駿河湾に乗り出した。
フィン・スタビライザー(艦底部左右にある水中翼)の効果か、港外に出ても動揺はほとんど感じない。とても海上を航行する船とはおもえない安定感に驚く。艦の針路と速度が安定し、艦載兵器のデモが始まる。
まずは艦首部の誘導弾発射機(通称ターター)。発射機が垂直に立ち、その下の蓋がスライドする。全長3m近いスタンダードSAMの青いキャプティプ弾(模擬弾)が弾庫から滑りあ . . . 本文を読む
久々の更新です。やっぱりというかなんというか、またしても「軍」ネタです。
今回は趣向を変えて?いたっきいが見学した順序に従って書いてみようと思います。一般には滅多に見ることのできない護衛艦の内部。それを写真と文章で追体験していただければ幸いです。
・・・超長文になりそうだなあ。ま、いっか。以下本文↓
毎年8月、静岡県清水区では、清水みなと祭りが行われる。このイベントは地元自治 . . . 本文を読む