
博多、東京に続いて3回目です。

嬢景清八嶋日記(むすめかげきよやしまにっき)
花菱屋の段
日向嶋の段
こちらは、時代物と言われるもので、
平家方の侍大将の悪七兵衛景清とその娘のお話。
現代からみると、親孝行といっても、やり方違うでしょと思うのだけど、当時は結構自然な成り行きだったのかなというようなお話。
近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)
四条河原の段
堀川猿廻しの段
こちらは、世話物と言われるもので、
道具屋の伝兵衛と遊女おしゅんの心中ものです。
心中の原因となった、四条河原のいざこざと、おしゅんが身を寄せる実家での母と兄との別れの場面。兄が猿回しをしているので、二人を見送る時に門出の猿回しをします。悲しい場面での、めでたい猿回しの演目という哀れをさそうシーンでした。
最後の堀川猿廻しの段は竹本住大夫の語りで始まり、やっぱり一声目から違うなーー

上手い下手はまだまだわかりませんが、味があるというか、ぐっと入ってくるというか、私のような新参者でもわかる違いがあります

どちらも、今の感覚からすると、違和感のあるお話なのですが、文楽の良い所は、お人形が演ずるという部分でワンクッションあるため、お話の心情と自分の心情の違和感が薄れ、当時の人の気持ちが少しわかる気がするところだと思います。
歌舞伎だと、人が演じるのでとてもリアルに感じられて、心情の違和感が直接感じられてしまうのです。
これは完全に好みの問題なので、あくまでも私の感じですが・・・

太夫も人形もよかったけど、今回は三味線の見せ場が多く、三味線の素晴らしさに感動しました

大阪の観客の人達は見慣れている雰囲気が感じられて、拍手するタイミングなども気を使わずに観られて、とってもよかった。
舞台の上に、電光掲示板があって台詞が出るのにはびっくりでした。
台詞見てたら、舞台を良く見られないのですが。
今回も、良かったので、また機会があったら見に行きたいと思います

毎年、このころに大阪である勉強会がメインで行ったのですが、今年はホテルが取れなくて、心斎橋の飲み屋街の中のビジネスホテルに泊まりました。どうかなと思ったけど、結構快適でした。コンビ二も近いし、ちょっと大阪の雰囲気を味わえたかな。
文楽を観る前に、新しくお知り合いになった、歳若のお友だちとランチをしながら、女子会ならぬ、ファンの集いをして、楽しくすごしたし(うふふ)、
勉強会でいつも会う、大学の同級生ご夫婦と「てっちり」を食べながら、仕事の話や、母校や友だちの話などして、楽しいひと時をすごしました

と思ったら、土曜日の夜はフィギュアスケートのロシア杯が夜中に放送がありあり(安藤美姫ちゃん、鈴木明子ちゃんおめでとう

ひえーーーー


でも、ちゃんと寝ないで、お話聞いて帰ってきましたよ

そして、
帰ってきたら、なんと、高橋君のゆうパックの新CMの情報が


またまた、ゆうパックの回し者になったのだった

