10月の末に読み出した「十二国記」シリーズ。
11月の前半はが〜〜〜っと読み進めましたが、新刊「白銀の墟 玄の月」の4巻目を読んだ後、気が抜けちゃって、買ってあった最後の「風の万里、黎明の空」前後編はなかなか読み進めずでした。
でも今日やっと、読み終わりました。
これは十二カ国記のもう一人の主な主人公である陽子さんの物語。
自分の考えの及ばない立場に立った陽子さんが、様々な事を学んでいく過程の物語ですが、なかなか大変です。
結局、10月後半から読み始めた「十二国記」シリーズを11月いっぱい読んでたことに。
これ以外に読んだのは、写真に一緒に写ってる「インド・カレー紀行」のみ(笑)
どんな感じで読んだかはこちらに書きました→「十二国記ガンガン読んでます」
最後はちょっと失速したけど、この世界はどんな感じなのかしら?という読み始めの好奇心が楽しかったな〜〜というのと、新刊では疾走感を味わうことができて、面白かったです。
しかし、ずっと読んでた人は、この新刊を待っていたんだろうな〜〜とすごくわかったので、今回の18年ぶりの新刊がこんなに大騒ぎになったのも頷けました。
シリーズの感想としては、
王と麒麟の関係が斬新であるということと、全ての命は概念ではなく実際に天から授かるというコンセプトが無理やり感があるけれど、なかなか考えつかないことだなと思います。
また、色々な設定が細かくて、結局ちゃんと理解しないまま読んでたけれど、よく考えられているお話だなと思いました。
あえて言えば、あまりに身分制度が際立っているという点にちょっと戸惑う部分はありました。
また、王が全ての権力を持っている国という設定では、なかなか幸せなことにはならないのだなということも。
まあ、お話の中ではありますが、民主主義はやっぱりいいなと思った私です。
(現実的な話で申し訳ないですが)
指輪物語のような、行きて帰りし物語系かなと思ったけど、渡った地で頑張る帰らない物語でしたね。
とにかく、このシリーズのおかげで、10月末から11月いっぱい、とても楽しい読書生活でした。
長編のみを読んだので、まだ短編集が数冊残っているので、こちらもまた読んでみようかなと思っています。
しかし! 12月は例の「積読本」を年内になるべく読んでいこうと思います。
今年に買った本は、今年に読もう!を12月の標語にしよう❗️
と思ったのに、大ちゃんの氷艶の画像集をアマゾンさんに予約注文するついでに、また3冊ほど頼んじゃった。。。。 やれやれ。