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ミケマル的 本の虫な日々

『ミセス・ハリス、パリへ行く』


 今日は東京→新山口新幹線の旅
今日も車窓からの雲と空がきれいでしたが、一昨日よりも雲の様子がちょっと不穏な感じでした。
しかし、心配してた台風の影響はまだ無くて良かった。
明日の午後くらいから台風の影響が出そうです。 




 東京では色々と用事があったのと、お腹の調子や体力維持のために用事以外は静かにしてました。
でも、今日は東京駅の近くの丸善書店をウロウロしました。
都会の大きい書店をウロウロするのは本当に楽しくて、飽きない。
荷物がちょっと重かったけど。。
丸善も1万円以上買うと郵送してくれるので、欲しかった本やこれ面白そうと思った本を買って郵送してもらうことに。

 1冊だけ持って帰って、新幹線の中で読みました。
『ミセス・ハリス、パリへ行く』 ポール・ギャリコ 亀山龍樹訳



 最近映画化もされた本
ポール・ギャリコは私の中では『ジェニー』や『トマシーナ』という猫のお話を書いた作家で、ずいぶん前に読んだのですが、好きな作家さんでした。
でも、ギャリコさんはミセス・ハリスシリーズを4冊書いているのをこの本で知りました。

 ロンドンで家政婦として働いているミセス・ハリスがパリにドレスを買いに行くお話。と言って終えば、なんだそれだけ?ってことになるけれど。
身分がガッチリと分かれている1960年代のヨーロッパで庶民のミセス・ハリスがディオールのドレスを買いに行くっていうのは、めちゃくちゃ凄いこと。
しかし、彼女の一念を貫くところがまた素晴らしいのですが、その顛末がとても良いのです。
さすがギャリコさんって思いました。

 このシリーズ、続きを読んでみたいな。
ギャリコさんのジェニーやトマシーナも美しいお話だった印象しか残っていないので、また読んでみようかなと思いました。

 帰ってきた山口はやっぱり東京よりも暑かった。
明日の台風接近があまり強力で無いといいなと思いつつ。


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