ミケマル的 本の虫な日々

『職業としての小説家』


 村上春樹さんの『職業としての小説家』ちょうど先日読んだところで、
明日はノーベル文学賞の発表。




村上さんご本人は賞をとることについてあまり重要視していないようですが、
作家になろうと思い立ったのがヤクルトの試合を見ていた時という彼だから、
ヤクルト優勝の年に取ったら嬉しいのでは?なんて思ったのでした。

『走ることにについて語るときに僕の語ること』もどんな風に書いているか、
そして走っているかを語っている本だったけれど、
今回の本では、さらにどうやって小説家になり、
長年小説を書いてきているかということを詳しく語っています。
 そして、両方の本を読んでさらに感じたけれど、
村上さんはこれまでの日本の小説家というイメージをことごとく覆していて、
それでこその彼の小説であり、世界的にファンが多い理由も
わかるように思いました。

 
 そして、この本の中に出てくる、千駄ヶ谷のジャズのお店、鳩森神社、千駄ヶ谷小学校、
などなどは私のテリトリーだったから、
もしかしたらどこかですれ違っていたかもね~~なんて思ったり、
彼の小説家としての確固たる姿勢に再度驚かされたり、興味深く読みました。

 村上さんの小説を読んだことが無い人には、あまり面白くないかもしれないけど、
村上さんの小説が好きな人、何冊か読んだことある人には興味深く面白い本だと思います。

 ノーベル賞取っても取らなくても、
村上さんの小説のいくつかは私の好きな本の中に入っているし、
これからも面白い本を書いてくれるのでは?と楽しみにしています。
 
 そして、村上さんヤクルト優勝おめでとうございます!

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