昨日、アマゾンさんから、「誰も知らない高橋大輔」 居川大輔著 が届きました❗️
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/6d/4b3c293b1ca14eba881a4a77e9e79395.jpg?1572250739)
早速開いてみると、特典絵はがき付きだったのね。
何しろ、だいぶ前に予約してたから、すっかり忘れてたので、嬉しい驚き(笑)
大ちゃんのTVドキュメント「誰も知らない高橋大輔」「新・誰も知らない高橋大輔」を撮ったディレクターの居川さんが書いた本。
この番組は関西のTV局の番組だったので、私は直接見ることができず、ブルーレイ買ったですよ。。。
ファンだったら、結構知ってる高橋大輔だな〜〜なんて思いながら見ちゃってごめんなさい😅
でも、選手の素顔ってよくわからないし、ましてフィギュアスケートはリンクで演技する時間は何分という短さ、その前後の簡単なプロフィールや試合前映像を見ても、どんな事を考えて競技してるかなんて分からないですよね。
ファンは色々と情報を調べてるし、関連番組を見てるから、ある程度は知っているけれど、フィギュアを見ているライトファンやあまり見てない方々がこういう番組見てくれるといいなと思っていました。
大ちゃんが十代の時から取材している居川さんが中心に作っているので、大ちゃんの真実に近い(真実は大ちゃんにしか分からないからね)ところを見せてくれようとしてるのだなと思える、良い番組でした。
そして、今度は今までの軌跡を本に書き下ろしてくださったわけです。
バンクーバーからソチへの期間の事が結構詳しく書かれていて、読んでいて少し苦しくなったところも。 あの頃の大ちゃんの苦しそうだった事やそれを応援していた自分の気持ちを思い出しちゃったから。
やっぱりそうだったのか、なるほどそうだったのか、と言う密着していた居川さんでなければ分からないところもあったりして、臨場感たっぷりでした。
私が一昨日感慨ひふけったソチ後の引退から復帰までは、スポーツ選手でなくなった大ちゃんの取材からは外れられたようで、あまり詳しくは語られていません。
その間も関心を持って見ておられたようですが、そこを詳しく書かれたら、もっと苦しかったかも👀
なので、大ちゃんの復帰についても現場の方とは違って、7月1日まで知らなかったので、私たちと一緒に驚いたそうです。
現場を離れていた居川さんを、突然知った会見現場に駆けつけさせたのは、大ちゃんの大きな存在感であり、大ちゃんへの強い思いだったようです。
そこから、新しい番組を作るべく、居川さんも現場に戻る形で、「新・誰も知らない高橋大輔」を撮ってくれたわけだそうで。
この本を読んで、大ちゃんのこれまでの競技人生の知られざる事もあるし、長年密着していたからこその間柄でしか出てこない大ちゃんの本音も読む事ができて、昨日2、3時間で読んでしまいました。
大ちゃんについての知らない情報とかもあって、もちろん内容も面白かったけど、
この本を通じて、私が一番感じたことは、大ちゃんが仲間や後輩、先輩のスケーターからはもちろんのこと、取材する報道の方々や関係者からも、みんなから好かれているんだなと言うことでした。大げさに言えば愛されているんだなと。
大ちゃんはTVでも自分の本でも、自分の弱いところも包み欠かさず正直に語っている事が多くて、そこまで本音で答えなくてもいいんじゃない?って思うこともしばしばです。
良い点が出ても、それほど良かったかな?みたいな事を言ったり、悪い点が出ても、そうですよねって言う感じだし、点数や評価に関しても控えめで、ファンからみると、若干歯がゆいような面もあったのです。
しかし、大ちゃんはその中でも芯はしっかり持っていて、
・怪我等あっても、決して言い訳にしない。
・人のせいにしない。
・人の悪口を言わない。
・オリンピックメダリストでも世界王者になっても、偉ぶらずにいつも大ちゃんとしている。
(すごく歳の離れた後輩もみんな大ちゃんって呼ぶのがすごいですよね)
こんなところが、人々の共感を得ているところなんだろうなと思います。
さらに、男子フィギュアの人気があまりなかった頃から、男子フィギュアの人気を上げたいと思っていたから、どんな取材にも丁寧に対応すると言うのがずっと続いているので、メディアの方々からも高評価を受けているんだなと思います。
簡単なようで、なかなか大変な事です。
しかも、わざわざしてるって感じでなく、自然体。
前から、大ちゃんが周囲から愛されているし、居川さんをはじめ、いろいろなメディアの方々からも好印象なんだなとは思っていたけれど、この本を読んで、ますます大ちゃんの人間としての評価を見る事ができて、それがとても嬉しかったです。
巻頭に大ちゃんの復帰会見の全文、巻末にカメラマンの松田博之さんの「最高にかっこいい被写体」と永光歌子先生のコラムもあって、こちらも感動しました。
アイスダンスへの転向も、大ちゃんのスケート人生の大切な一歩だなと、また新たに思えました。
最後に
「高橋大輔に出会わせてもたった幸せに、感謝したい」とありました。
私も、本当に日々同じ事を想っています‼️