ミケマル的 本の虫な日々

さよなら顕微鏡


 20歳の時に買ってもらった顕微鏡がまだあって、もう絶対に使わないからな〜なんて思ってたのですが、昨日確認したらもう電気が付かなくなってました😅
ちょっと寂しいが、もう処分する時期なんだろうな。

      

 途中で一回レンズを掃除してもらったことがあるので、レンズはまだ使えるとは思いますが、現在の顕微鏡とは全く仕様が違うので引き取り手もないでしょう。

 この顕微鏡は私が獣医大の大学生だった20歳の時に、祖父母がいい振袖をくれると言ってくれたのを、振袖はいらないから顕微鏡買ってと言って、買ってもらった物(笑)
着物が好きな母が高校生の頃から振袖を作ってくれていたということもあったのですが、もともと私は振袖に関心なかったのでしょうね〜😅
顕微鏡持ってたら勉強の役にも立つし、将来も使うかもと思ったのだと思います。
おかげで当時としては良い顕微鏡を買ってもらえました。
変わった子だと思っただろうけど、おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう❗️

 ちなみに、当時は東京に住んでましたが、成人式には行きませんでした。
成人式に行くっていう発想がなかったような。
今みたいに、みんな振袖着て成人式に行くもんだという事がなかったように思います。
地域的なこともあるかもしれませんが。

 という事で、大学生の時は組織学、病理学、血液塗抹などの標本を見るのに使いました。
卒業してからはそれほど使う機会はありませんでしたが(だいたい職場にありますので)、ちょっと見たい時に使えるのは便利でした。
子供の自由研究に使ったりも。
勤めていた動物病院の顕微鏡の調子が悪い時には持っていって使ったりしたことも何回かありました。

 今思っても、振袖よりはずっと役に立ったと思います🤔
なので、とうとうこの顕微鏡ともお別れの時がきたんだなと思うと、ちょっと感慨深いですが、相当な年代物。ありがとう!お疲れ様!と言ってさよならしようと思います。

 結構スペースとってたので、少しだけ片付けが進むかもしれませんね。


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