昨日はバレンタインデーでしたが、冬季オリンピックのフィギュアスケートはちょうどその頃に行われる事が多いです。
大ちゃん(高橋大輔選手)が初めて出たトリノオリンピックのショートプログラムもバレンタインデーだったそうです。
そして、ソチオリンピックの男子フリーの日も。
その事について書かれた記事がありました。
この記事を読んで、ソチのフリーの日のことを思い出しました。
大ちゃんはソチの前の年末の全日本選手権の前に怪我をして、それが回復しないままに臨んだオリンピック。私はとても心配して応援していました。
フリーの「ビートルズメドレー」は日本時間の夜中3時頃の演技でした。
大ちゃんは膝から水を抜きながら滑っているという情報もあって、無事に滑り切ってくれるかしら?というレベルの気持ちで、TVの前で祈るように応援していたのを覚えています。
そんな中、大ちゃんのビートルズメドレーはとても穏やかで美しかった❗️
4回転は回転不足でしたし、いくつかのジャンプはクリーンではなかったけれど、エレメンツの一つ一つではなく、大ちゃんの滑り自体が一つの物語になっていて、最後のスピンからのステップで涙が出てしまって、よく見えないくらいでした。
何よりも、大ちゃんが穏やかな顔で別世界で滑っているように見えて不思議な雰囲気でした。
メダルにはとどかなかったけれど、私の中では「大ちゃんありがとう! 大ちゃん本当に美しかった!」と思って、それからしばらく時々涙ぐむという変な人になっていました(笑)
そんな思い出の日がバレンタインデー。
もう7年も前になったんだな〜〜と思うと感慨深いです。
そして、7年たった今、また新たな大ちゃんの滑りをみられる幸せを改めて思いました。
ソチオリンピックでは羽生選手が金メダルを獲得して、日本の男子は次の世代に進みました。
また、一緒に出場したマッチーこと町田樹選手の「逆バレンタイン」という言葉も思い出した!そのマッチーは今は立派な研究者になっているのも嬉しいです。
あのソチオリンピックの時の気持ち、フリーが終わった後の何日かの間の気持ちを思い出して、あんなに一生懸命に応援できて幸せだったな〜〜と思います。
そして、そこで終わったと思っていた大ちゃんのフィギュア選手としての道が、今も続いていることは奇跡のような話だなと改めて思いました。