IGSセミナー、Ai Growさんの考える力オンライン講座にクラス生徒と参加をしました。
無料でこのような機会を設けてくださる姿勢には本当感謝しかありません。
前回の復習と今回の内容
前回は、一度立ち止まって自分で考えてから同調するかどうか決めることの大切さを学んだ。
本日はそこで科学的に考え意思決定に向けてどのようなプロセスをたどるかについてでした。
これからの時代の理解
まず、soceity5.0の技術を用いて、本人のホログラムが翻訳をして話している動画を見た上で、「これからの時代に英語を学ぶ必要があるのか?」について参加者に問いかけました。
その上でこの数年のAIの進歩が指数関数的なスピードで進んでいることを紹介されました。
一度AIが追いついた瞬間から、人間的制約条件から放たれるため、一気に届かないくらいの成長をする。
英語の翻訳も同様であり、これから5年で信じられないほどの精度で英語が翻訳されるようになるだろう。
英語を学ぶ必要性についての講師の福原正大さん自身の考えが非常に印象的でした。
その上でAMAZON GOや自動に機会が自宅で料理をするシステムを紹介されたうえで、これから未来にAIが我々に置き換わるかどうかについてチャットを用いてディスカッションされました。
生徒たちの意見の数々が非常に面白かった。
これまでの時代は、高校までに学び、大学でいったん遊んで、社会人の若いときに学んだっきり残りの時代を生き抜くことが可能だった。
しかしながら、これからの時代は常にAIが常に発展を続けるため、我々人間もその変化に合わせてAIとの共存を考え続けなければならない。
そういうことをしない人たちこそが、AIにどんどん置き換えられる人材になっていくのだろう。
ディシジョンツリーの紹介
とあることわざをご紹介されたうえで、どうしてだと思うかをチャットで意見を求められた。
そこで様々な正解以外の意見を紹介した上で、正解を紹介。
その正解の論理に納得できるかどうか、その理由と共に意見交換を行う。
その上で、ディスィジョンツリーを紹介された。
数学を学ぶ意義
一見論理的なことが、確率を入れるとはっきりと見えるようになる。
最近した意思決定を生徒に書き込んでもらったところ、膨大な投稿があった。
人間とは毎日多くの意思決定を行っている。
そこで科学的に意思決定を行う方法としてディスィジョンツリーを紹介された。
期待値を概算し、意思決定を合理的に行う事例として、模試に向かうのにタクシーを利用するかどうか、を問うた。
身近な意思決定をディスィジョンツリーを用いるとどう合理的な判断がされるかが印象的であった。
実際の意思決定が重大な結果を招いた事例紹介
本日のメインがとある意思決定が重大な結果を招いた事例。
この事例をデータを紹介した上で生徒だったらどう決断するかの意思決定を行ってもらい共有。
しかしながら、その後、それまでは紹介されていないデータがあり、それも加味するとどう期待値が変わるのか。
その結果、実際歴史上どのようなことが起き、さらに何人の尊い命が失われたか。
生徒の表情は見えなかったが、きっと真剣なまなざしで衝撃の事実を知り、意思決定の際のデータの大切さを理解しただろう。
このワークショップを通じ生徒が学んだこと
生徒はデータの分析などを行う際に、データをきちんと集めることの大切さを実感した。
そして、なんとなく意思決定を行うのではなく、科学的にデータを吟味しながら意思決定することの大切さを実感したと思う。
特に最近のマスコミによる偏った報道を自分自身で見抜く力、世の中で広がるデマに振り回されない、など本日の講座は彼らの一生を変えるほどのインパクトであったと思う。
この後、生徒たちで集まって感想や疑問を小グループで共有する予定だ。
たまたまある方のblogで知ったこのワークショップであったが、本当に生徒に参加をさせて良いことしかないくらいであった。
このような貴重な機会を提供してくださったIGS(Institution for a Global Society)様、ありがとうございます。
途中でご提供いただいているAi Growの動画が非常に完成度が高くて素晴らしいものです。
明日も楽しみにしております。
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