大雪でございます!
それでも
ずっと棚上げにしていた約束の犬たちです。
以前も描いたのだけれど「なんか違う」って、ずっとずっと思ってて、いつか描きなおしたいと思いつつも、描ける気がしなかったワンコです。
見ず知らずの他人の私が、いつも一緒にいたかけがえのない大切な家族を、
しかも彼らを一番愛した人の目にかなうような絵を、表情を面影を、描けるわけがないと諦めていました
でも心の底では、「いつか、いつか、」もっと私の経験とか感受性とかが豊かになって、それこそ人生経験のようなものが蓄積されたら、その時はまた別の感情で描けるんじゃないか?」という希望的な思考もあってココまで時間が過ぎてしまいました。
彼女の相棒は2匹。
希望のシーンは、「桜の木の下でニッコニッコ♪」なので、まだまだ描き込まねばなりませんし、今じゃないかな?と、まだまだ躊躇いがあったりですが、それでもなんとか、ようやくボビ君「らしく」見えてきた。
それこそ桜の咲くころ渡すことができますように…と願いながら描いています。
そう言えば、先日見た映画で「下手だな」って思うのは「成長してる」ってことだ…みたいな台詞がありました。ってことは、まだ、まだ?成長期??
「えぇ!?」😵 諦めが悪いにもほどがある。😅
この絵の経緯はコチラ↓で、ちょっと
絵を描いているとき、以前はDVDやAmazonのプライムビデオでなどで、洋画(字幕…吹き替えだと内容が気になってしまうので)をかけっぱなしにして聞き流していましたが、最近は、もっぱらオーディオブックAudible を聞き流しています。
…とはいえ、あまりに内容が現実からかけ離れているとこれまた気が削がれてしまうので、猫の絵を描いている時は猫のでてくる小説や物語を、食の絵の時は食べ物のでてくるエッセイや小説を選んでいて、
この絵を描いている時は
馳 星周さんの「少年と犬」を聞いていました
ざっくり内容を紹介すると
【第163回直木三十五賞受賞作】
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。
2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。
2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……
他に、
「夫婦と犬」壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいた。
「娼婦と犬」体を売って男に貢ぐ女。どん底の人生で女に温もりを与えたのは犬だった。
「老人と犬」老猟師の死期を知っていたかのように、その犬はやってきた。
最終章「少年と犬」震災のショックで心を閉ざした少年は、その犬を見て微笑んだ
闇バイト、夫婦の家事分担、独居の高齢者など現代的問題が胸に迫る
犬を愛するすべての人にお薦めしたい感涙作でした。
そうそう、 映画化もされるみたいです。
読書は趣味…とまではいかないものの、本は「つい」買ってしまうので家の中は本だらけ。古い家なので床が抜けやしまいかと心配でしたがオーディオブックってありがたいです。
でも、選書がナレーションさんの声に左右されるところが多々あって、「声」やトーンって重要なんだなぁと思い知りました。