暑さが本格的になったと感じた昨日。
買い物からの帰り、
側溝の、銀色の格子の溝蓋の隙間から何本か間隔を開けて、植物が伸びている所に、一匹のモンシロチョウが何かあるのか止まったり、また次の草に移ったりと。
もし小さな子供がいたら容赦なく捕まえにかかる事でしょう。
なぜそんな低い地面近くを平然と飛んでいられるのかがわからなかったのです。
何を考えているのか、危険とは思わないのか、自分は今は捕まらないと知っているのか…。
ふと思うのでした…、
案外あの蝶は人間より遥かに宇宙のことを知っている優秀な物理学者嫌いや、宇宙の真理さえ知っている博士なのかもと。
ただふらっと蜜を飲みに出掛けていただけかもと。
(後で振り返れば、ちょっと暑さで思考が飛んでいたようです。思考が変な世界に入りつつあったようです…。)
あの大ヒット映画『E.T』のE.Tも植物学者と言う設定だったし。
全くあり得なくもないかもしれない。
ふと、「これって、孔子の『胡蝶の夢』の話、
『夢の中で人間の私が蝶になっている夢を見ているのか?、
蝶の私が人間になっている夢を見ているのか?』のアナザーバージョンじゃない?」とちょっと喜んでみたけれど、よく考えればただの妄想ですね。
ただこれが妄想じゃないと言うには彼(彼女?)が物理学者であることを証明できればいいのですがね…。
まぁ、向こうが天才博士だったら尚更、何の知的な様子の見つからないこの50代前半の独居男が行いたい証明話に関心などなく付き合ってはくれないでしょうけど。
まぁ、人間の科学者だっていきなり「貴方は優秀な科学者ですか?」と聞かれても相手にしないでしょうけどね。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。