異風堂々

胸踊る方へ

黒い司法

2021年01月11日 | 映画

黒人裁判もの。同テーマ作品での名作は「評決のとき」

冒頭「評決のとき」のような引き込まれる感じはなく、そうなるだろうなと思うまま話は進む。
主人公が見た目も演技もなかなか魅力ありそのおかげで少々たいくつな展開でもみていけた。
予想通りのまま終盤、ところがラストでこれが実話で、登場人物たちの写真映像で映画は終わる。
そうなると感想はひっくり返る。
「評決のとき」は役者も演出もよくドラマチックにつくられた良い作品ではあるが、作り話ではあるので当然といえば当然とも言える。
「黒い司法」は実話だと知ると今までの想定通りの話にリアルという重さが加わり、ジワジワとリアルの恐怖、悲しみ、喜び、安堵、が感じられる。
なかかかの良作だった
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