緊張の出だしでグッと引き込まれる
躍動感あるモデル撮影風景もわずかだか楽しめた。
アクションシーンも上出来
構成もよく中盤で冒頭に戻るシーンは今までの時系列がつながり、おぉっとなる。
転で再び立場がいれかわりよくあるスパイ、二重スパイ物とは違う展開、そして満足のエンディング。
おもしろい作品だった。
エンディングでリュック・ベッソン作品としった。
「ニキータ」「レオン」「LUCY ルーシー」など、戦うヒロインを主人公にした作品を数多く手がけてきたリュック・ベッソン監督がロシア出身のスーパーモデル、サッシャ・ルスを主演に迎えてメガホンを取ったアクション。1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋アナ。ファッションモデルやコールガールなどさまざまな顔を持つ彼女の最大の使命は、国家にとって危険な人物を消し去ることだった。アナは明晰な頭脳と身体能力を駆使し、国家間の争いをも左右する一流の暗殺者へと成長していく。そんな中、アメリカCIAの巧妙なワナにはめられ危機に陥ったアナは、さらに覚醒。KGBとCIAがともに脅威する究極の存在へと変貌していく。アナ役のルスのほか、オスカー女優のヘレン・ミレン、「ワイルド・スピード」シリーズのルーク・エバンス、「ダークナイト」のキリアン・マーフィらが脇を固める。
2019年製作/119分/PG12/フランス・アメリカ合作
原題:Anna