異風堂々

胸踊る方へ

「私の頭の中の消しゴム」

2006年06月17日 | 映画

先日、久しぶりにツタヤからDVDを借りて観た。タイトルは・・
    「私の頭の中の消しゴム」、韓国映画です。
現場労働と社長令嬢という立場の違う2人が、とあるハプニングで出会い(皮肉にも出会いのきっかけは病気のおかげなのですが・・)
恋に落ち、なんとか結ばれた2人に、若年性アルツハイマー(健忘症・痴呆症・・最近は認知症ですな)が彼女を蝕んでいき、彼女の記憶を・・心を・・奪っていってしまうという悲話です。

「彼女の記憶が消える時、愛までも消えてしまうのだろうか・・」
「全ての記憶の中で最後まで残っている物があなたとの想い出でありますように」
 ・・死より切ない別れがある・・

展開がちょっと急ぎ過ぎかと思うのですが・・まぁ時間的制約上しょーがないんでしょうね・・

コーラいっきは、キツイだろ!とか世界的に嫌煙ムードの中、喫煙シーン多すぎっ!しかも喫煙マナーもありゃしない!そのレイバンはねぇーだろー!っとツッコミ所も意外に多いんだが^^;

彼女が記憶を失っていく中で、一時記憶が蘇り、失いかけていた彼への想いを伝えるべく自分の気持ちを手紙にしようとするのだが、溢れ出す彼への想い、記憶がいつまた失われてしまうかという恐怖。

早く、早く、書き出したいのだが言葉にならない・・

思いのたけを書き綴った、文になっていない手紙のシーンが俺は好きです。
あのシーンだけで、この話の悲しさ切なさを理解できると感じたな・・

独断の映画評価・・・☆☆(星ふたつ~!)


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