美人すぎない秘書は見た

兵庫県明石市『いずみ法律事務所』の秘書によるブログ

この明石にこれだけの雪

2011年02月14日 | @iolinn
写真は事務所の裏庭。

こんな時間、
この明石に、
これだけの雪が降って積もるなんて珍しい。


雪から連想するのは、いつだって笠地蔵(昔話)。

つい先日も笠地蔵について力説したところです。

(以下、私の力説)
「笠地蔵の何がいいかって、
 主人公の貧しい夫婦が、
 働き盛りの若い夫婦ってところ。

 女が作ったかせだまを
 男が売りに行く。

 年の瀬のせわしいまちで、
 髪飾りのかせだまなんかに興味をひく人はなく、
 ご主人が途方にくれているところ、 
 笠売りのおじいさんが、
 『そのかせだま売ってくれ』と
 声をかけてくれる。
 そして、
 『かわりにこの笠買ってくれ』と言う。

 “なんてことはない、物々交換しただけです”
 と、語り手が言葉をそえるのも、いい。

 そして、
 “しかし男は、なんとなく気が済みました”
 と続ける。

 ここがポイント。
  
 気が済んじゃう!
 この、働き盛り男が、
 かせだまが売れなくて、
 おもちも買えなくて、
 正月を迎えられるかどうかって状況で、
 物々交換をして、
 「なんとなく、気が済む」!

 気が済んじゃうのかぁ、へぇ~ 
 って思うんですよね。」
(以上、シリキレで力説終了)

ってね。

なのに、笠地蔵、
ウィキってみたら、
私の知っている笠地蔵とストーリーが違う。

いいよね。
諸説あるものよね。



さ。
雪はまだやみません。

雪を“しんしんと降る”と表現した人に、
敬意を表します。

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