何故に私はアメリカに 

人生の目標だと思ったものに向かって前進する 
その過程を通過すること自体が 実は人生の目標だった

帰巣族

2020-01-10 18:02:00 | 日記
今日も今日とても
仕事前の一服
紅茶とアンパンで

両面カウンターの向かい側に
濃い顔した若いお父さんと 
小ぶりの女の赤ちゃん

泣いた後なのか 涙が目尻に

こっちを見て 何やら
アイコンタクトして来るので

御返しに イナイイナイバ〜
をジェスチャーで

そしたらお父さん
「イナイイナイバ〜」だって

初めから言ってよ

そこにお母さんが 
チキンスープを持って登場

親子三人10日間の旅

子連れの ストローラー(乳母車)
転がしての旅 大変でしょう
お察し致します
思い出すな〜

元 ウエストチェスター在住のお父さんと
ワシントンに在住だったお母さん

駐在2世さんたち

懐かしいお友達にも 
たくさんお会いしたそうです
良かったね!

懐かしの古巣へ welcomnback
お帰りなさい!

人として ショッピングセンターで カートを置き場に戻すびっこを引く女性

2020-01-10 15:06:58 | 日記
数年前の事である

私はいつもの様に 
グローサリーショッピングの友 クリスティンと
車で5分の イタリア系スーパーに買い物に行った

一通り 買うものも買い
車の中で 彼女が来るのを待っていた

すると びっこを引いた身障者の
女の人が 買ったものはすでに車に入れ
空っぽになった ショッピングカートを
苦労しながら押してきた

「私は 誰からも援助を受けずに
自分のことは 自分でこなしています」
という 誇らしげな 彼女の声が
私の耳には はっきりと聞こえた

途端 私は自分のことが とても恥ずかしくなった
そして1秒後には「私も頑張るぞ!」という 謙虚な決意が
内から みなぎる思いがした

私の場合 教えられたことは
自分の中には 入って来づらい

或いは 入ってきていても 
特に 教えてくれた人の前では
プライド = エゴのブロックの為に
実行・実体化・具現化 したくないものだ

でも自分で学んだことは
即 実行・実体化・具現化したくなる

私はへそ曲がりで
チャイルドイッシュ(子供染みている)
のせいもある



アメリカのだだっ広い
ショッピングセンターの駐車場で
使い終わったショッピングカートを
その然るべき”置き場”に戻すことは 
至難の技である 

特に無精者には


















「この世界の片隅に」 (In This Corner of the World) を鑑賞しました

2020-01-10 13:12:39 | 日記
なんの弾みか
「この世界の片隅に」 (In This Corner of the World)
という映画を見てしまった
 
この間ひょんな事から
「海獣の子」 という映画のトレーラーを見たせいかな
 
絵が綺麗だったので
見ましたが
 
見たあと悲しかった
 
戦争の映画だから
 
とある方たちは
「この戦争の悲惨さを忘れてはいけない」
ということで 絵に残したり
字にしたり懸命だ
 
私自身が わずか戦争の後13年で生まれてきている
いわば「終戦直後のこども」なのだ
 
父や母から
祖父母や
叔父叔母からも
 
大変だった当時の体験談を
聴いて育った
 
日露不可侵上陸を破り
敗戦後の日本領に
踏み込み占領した
”露介”の極悪非道を
たくさん聴いて育ったが
 
遭遇していない私の中には
さして深い傷も 憎しみも 悲しみも
根を降ろさなかった
 
それで良いんだと思う
 
忘れないと
 
悲しいことは忘れた頃に
良い塩梅に肥やしになるのかもしれない
 
悲しいことや怒りは
抱え込んでいると
私を病気にし
ありとあらゆる
前に進もうという力を奪い
挙げ句の果てには
命にまで爪をかる
 
でもその苦しさや悔しさ悲しさを
土に埋めれば 形も朽ち果て
訳が分からなくなった頃には
良い肥やしになる
 
私の心の肥やしになって
私の魂を大きく成長させてくれるし
根も深く張らせてくれる
 
深い深い心を持った人間にしてくれる
 
無理に恨み続けることはない
”Let's it go” (パスパス)
 
抱え込まない方が
幸せだ
 
能天気で良いんだと思う
お世話になった事
嬉しかったこと
楽しかったこと
自分をワクワク
ウキウキさせてくれる事だけ

しっかり 覚えておきたい