J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

気づけば

2014年09月29日 | 緑の仲間

 

夏らしく夏を味わう気候ではなかった今夏。

「入り交じる」

今年のキーワードはすべてを解く鍵。

 

夏の残り香も消え入る9月の終わり。

 

秋の七草はすでに花散。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、鮎食いの技は、一度きりにて候。

 

 

 

 

 

天然には釣果預からず、囮は養殖物。

味の違いは歴然。

 

 

塩焼きしたら、ヒレをずべて抜き取り、尻尾を落とし、身の上からそっと箸で押さえつけて、頭を持って引きぬく。

 

文字通りの骨抜きになった鮎をいただきます。

 

美しき夏の貴公子。

 

来夏は、やってくるのだろうか。

 

不安にすらなる気候の怪しさ。

 

 



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2 コメント

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海は、一潮ごとに秋 (GG)
2014-10-01 00:27:48
真鯛だけを一年中追い回していると、季節が確実にうつろいゆくことをクーラーの中の魚種や型・色で感じることができる。ただし、三十年前と比較すると、梅雨と厳冬期というのが無くなっている。2月、3月、6月が飛ばされていて、7、8、8月が増えてる感じか。それでも、鯛は場所に縛られてる魚種だから、なんとか高水温に順応して、昔通りのスケジュールを守ろうとは努力してるみたい。変わったのは、移動する青物と黒潮に流されてきた南国の魚が定着しつつあることかな。今年の夏は根室あたりで中型のマグロや脂の乗ったブリがバンバン釣れたようだし、瀬戸内や四国が主漁場だった鰆は東北の魚になっちゃった。そのあたり、やっぱ植物より極端だよね。じゃがいもやとうもろこし、今年の北海道ものは旨くないもの・・・
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 (本人)
2014-10-02 01:51:33
季節の味が和食を世界遺産にまで高めたのだろうけれど。
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