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フィンランド建築・デザイン雑記帳

タンペレの友人から、雪の無いクリスマス・・・



今年もフィンランドから何枚かのクリスマスカードが届いた。 そのどれもが、異口同音に例年になく雪の少ないクリスマスの様子を伝えていた。 
そして、タンペレの友人からメールで届いた窓外の写真。 写真のタイトルは「Green-Xmas」撮影日時は、12月25日クリスマス当日 午後3時48分とある。 まったく雪の無いクリスマス風景。これは異常だ! フィンランドの気候はどうなってしまったのだろう?

「Green Xmas」 2006年12月25日 3;48PM撮影 タンペレ
雪が消えてしまって、地表の芝が現れてしまったクリスマス時のフィンランド。
こんな風景は初めて観る。

フィンランドでは、日本の豪雪地域のように 1メートルも 2メートルも雪が積もる事はないが、クリスマス時のフィンランドはどこでも白銀の世界。
10月頃から 3月頃まで 4-50cmの雪に覆われるのが普通である。
例年になく暖かく雪の少ない冬を、フィンランドの友人達は「暗い、悪い冬」だと嘆いている。
空は毎日どんよりとした曇り空。日射量が少ないうえに、雪が無いから地表からの光の反射も少なく、中途半端でとても暗い毎日だという。

ちなみにフィンランド気象庁が伝える今日(12月30日)のフィンランド各地の天気と気温は、
ヘルシンキ 曇りのち雨 +4℃
タンペレ  曇りのち晴れ +3℃
オウル   曇り -1℃
ロバニエミ 曇り -2℃

これは普通じゃない!
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