でもお寺との関係はどうなるんだろう?
海洋散骨、葬祭会社の「お見送り」に同行した 急拡大の背景に墓じまいも 配信
セレモニーグループによる海洋散骨は、今回のような代行散骨だけでなく、家族が乗船して同行し、自ら遺骨を海に投じることもできる。料金は粉骨代を含めて「代行」は9万9千円。「同行」は16万5千円から人数に応じて増額する。
散骨は1991年、NPO法人「葬送の自由をすすめる会」(東京)が神奈川県沖で実施したのを契機に各地に広がった。急拡大の背景には、テレビの情報番組などで海洋散骨の認知度が上がったこと、「自然にかえる」のを望む人が多いことに加え、「墓じまい」が増えていることも考えられる。少子化の影響で墓参りをする人が減少し、子や孫らに負担をかけたくないといった理由から、墓じまいは広がった。
海洋散骨には一方で、考えなければならない点もある。事業として始めるのに国の許認可は必要なく、全ての社が丁寧な散骨をしているとは限らないことだ。
しかし、このガイドラインにも法的拘束力はない。死者の尊厳を重んじないやり方のほか、一般の人の心情や日常生活への配慮を欠く行為、船の事故なども懸念されている。
例えば河川や堤防から海にまいている業者がいたとしても、とめるすべがないのが実情だ。自治体によっては、風評被害や住民感情を考慮し、散骨できる場所を制限するといった一定の規制をかけるケースもある。