今年の元旦は積雪がない。
時々パラパラ降ってくるが積もるほどではない。
庭の苔の緑があざやかに目に映える。
近くの「ヤマヤ」でエビス6缶入りペール缶をゲットした。
お盆か年末年始になると置いているようだが、タイミングが合わないと売り切れてしまう。
今回はタイミングが良かった。翌日再来店したらもう売り切れていた。
斜め上から写しているので台形に見えるが、上下の直径は極端に違わない。
このペール缶の良いところは、蓋がこの形になっているところかな。蓋をくり抜いて内缶とセットにする際、とても便利だ。
ウッドガスストーブの外缶にするには、粉ミルク缶や缶詰め1号缶では長けが少し深過ぎて底の空間が開き過ぎる。
まぁ、芝生の上でも熱が底まで伝わらないから環境には優しいかも。
さてと、普通のウッドガスストーブは作り過ぎて飽きてきたから、新構造のEasy Supply Stove(ESストーブ)にでも挑戦してみようかな・・・・・・。
このバリエーションは色々考えられるし、楽しい。
でも今日は大みそかだし、工作は正月明けだな。
今日の実験で、ウッドガスストーブとロケットストーブの合わせ技で作ったEasy Supply ストーブが想定外にうまくいったので、
備忘の為構造を残す。
これは良い。どんどん燃料が追加出来るし!
実に良く燃焼する。燃費は悪いけど・・・・・・(-。-)y-゜゜゜
ウッドガスストーブとロケットストーブの合体構造は、自分的には今まで世間で見た事がない構造だ。
若干工作が難しいが、それもまた楽しみの一つだ。
試験燃焼してみた。
結論は、凄いの一言!成功した。\(^o^)/
炎がここまで高く上がったのは初めてだ!!
焚口に追加した焚き木の炎が本体内に凄い勢いで吸い込まれていく!(あまり良く写っていないなぁ・・・わかりづらい)
焚き木の量は満タンの1/3位だったが、燃焼時間が通常のウッドガスストーブより短い。
燃焼力が増した分、燃費が良くないようだ。(>_<)
でも、燃料はどんどん追加出来るようになったから、これはこれでいいか。(^_^;)
この構造は内缶と外缶の、焚口の穴の大きさや位置を合わせるところが難しい。じっくり合せながらやらないと失敗する。
外缶の穴は多少隙間が開いていても問題ないが、内缶の穴は焚口の缶にピッタリ合せるようにした。
ウッドガスストーブは燃料の追加がなかなか面倒だ。そこでウッドガスストーブの胴下に穴を開け、燃料追加用の焚口をくっつけてみた。
なんだか、寸詰まりのロケットストーブのようだ。
ロケットストーブの場合、煙突をヒートライザーで囲み燃焼温度を上げて吸い込みを良くし燃焼効率を上げている。
ウッドガスストーブの場合、燃焼塔の内缶と断熱された外缶に囲まれた空間から、加熱空気を噴き出す二次燃焼口で燃焼効率を上げている。
ならば、その道理に添って良いとこどりの合体ストーブが出来ないか検討。
うまくいくかどうか、試験燃焼はもう少し暗くなって洗濯物が取り込まれる頃に実験したい。
昨年12月25日記事のウッドガスストーブ9号と、2015年元旦記事の10号機用の五徳を造った。
しかし、昨年末~元旦もウッドガスストーブにハマっていたのかと思ったら妙に可笑しい。(師走の忙しい時期と正月早々、な~にやってんだか、呆れますな)
10号機の内缶と外缶の組み合わせ部分が通常の逆でビラビラが外側に出ていて針金で固定していたが、五徳を載せられないので通常に戻して隙間を耐熱セメントで塞いだ。
これで五徳を載せられる。
五徳は100均の金属製ペンスタンドで、塗料をバーナーで焼き落とした。底を切り取り、若干のツバを残して4号缶に載るようにした。そして燃料を足せるようにサイド部分を切り取ってみた。
ぴったり10,9号機の外缶(4号缶)にはまるじゃないですか。
こりゃいい!
さっき小雨が降ってきた。五徳を載せた燃焼実験は後日にしょう・・・・・。
この9、10号機は自作した中で最小サイズなので、燃料は木質ペレットを使う事にしている。
五徳の中に本体がピッタリ入った。移動に時は便利そうだ。
後は煤の発生を減らすのが大きな課題だけど、ハードルが高いな(-_-;)
ウッドガスストーブ16号機の組み合わせ部分の熱空気漏れは少ないに越した事はない。
そこで、別の粉ミルク缶を使って密閉度を向上させた。
まず、底に内缶の直径に合わせて印を付ける。そして胴体を切り取る為の印をグルっと一周。
内缶を密閉して挿入する為、キリを使い小円でグルッと穴を開ける。
穴を開けたら、ニッパ等で穴を連続させて切り取る。
小円から内缶の直径より少し内側に放射状に切り込みを入れて、
更に胴体から切り離す。(余白を付けて切り取る)
切り取り線に合わせて余白を切り取る。
その後、放射状の切り込みを内側に折り下げて内缶を無理やり挿入するのだが、若干狭いので様子を見ながら少しづつ入れてみる。
どうしても狭くて入らない時は放射状の切り込みをもっと切るか、トンカチなどで折り込んだ放射状切り込み部分をグルッと一周トントンたたいて広げてやると良い。
内缶が入ったら、ポンチとか先の細いペンチなどで放射状の切り込みのビラビラの部分を内缶に押しつけて密着させる。
いつもは、万全を期してビラビラ部分を針金でグルッと縛るのだが、今回はうまく密着してくれたので針金は使わない。
内缶ユニットが出来上がったので、外缶に被せて出来上がり。
密閉度は随分向上した。これで熱空気は二次空気口からほとんど漏れなく噴き出す事が出来る。
内缶の調整もユニットを外せるので簡単に出来る。
試験燃焼後の耐熱セメント剥離を補修した。
下側の縁の若干綺麗なところが補修した部分。
試験燃焼も終え、汚れを拭いた16号機の全体像。
あんなに火勢が良かったのに、外缶は焦げていない。こういうのもあるんだなぁ・・・すごい(^。^)y-.。o
直火禁止の野外で便利だと思う。
ただし、燃料寸法が10~12cmくらいだから、現地調達で揃えるのは大変かなぁ・・・・・、(-_-;)
ノコギリや鉈が鉞が入り用になるな、 ま、いっか。