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JHAにも使える同軸長とCMCの位置と共振周波数とImpマッチと (シリーズ1/3)

2016年08月15日 11時41分55秒 | ハムのアンテナ

6年前(2010.5)に、SRAでとても参考になる実験をしていた。

この実験は、JHAにも応用できると考える。

過去の実験を埋没させないために、備忘的に再登録しておく。

しっかり忘れていた自分に歳を感じている。

①は、短同軸をRAD本体と測定器に接続して、共振Fとマッチング調整


②はRAD直下にCMCを挿入し、その後7mの同軸を経由して測定器に接続

③はRADから7mの同軸の同軸を経由してCMCを挿入し、測定器に接続

①と②を比べると②は①の誤差の範囲で調整はほぼとれており、微調整で済む

①と③を比べると③の共振Fとマッチングは大幅に変化するので、再調整が必要

この事から、①で本体の共振Fとマッチングをとれば、②は微調整で済む、③では本体からCMC直前の同軸までアンテナを構成している事になり、本体と同軸までを考慮した再調整が必要である。

③では、アンテナからCMCまでの間の同軸がボディエフェクトを起こしやすい。

本体調整後にCMCを入れるなら②とする方が共振Fの変化が少なく、CMC以降の同軸長での変化はDPでも経験した同軸長由来と考える。


更に、室内調整をしても周囲の影響を受けており、当然、実際の空間に設置する場合には再調整が必要になるので、室内では荒調整レベルで良いと思う。


【2016.8の追加】

なお、6年前の実験では受信に関しては実施していなかった。

今年、②のパターンに近いANT本体から1mのところにCMCを入れて、その後TXまでの長さを7mとし受信の実験をしたが、メチャクチャ受信感度が悪くなることが判明。原因は分からない。

ANT本体からもっと離さないとだめなようだ。


CMCの位置に関する実験。次2/3は

http://blog.goo.ne.jp/ja7hlj/e/9b3107ecb6ce4c3da2afabaed294b1f8






 


1 コメント

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hlj (6年前に本質を掴んでいたのに)
2016-08-15 12:00:03
往時の実験で把握していた事実なのに、しっかり忘れていた。ガッカリ!(-_-)
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