天気の良い土日等を利用して、いろいろ実験をしている。
今回は、JHA(常識外れアンテナ)のセッティングと試験交信をしてみた。
スパイダーコイルの内側空間に放射板を貼り付けて、Qは下がるだろうけど送信アンテナとしての機能を実験した。
グラスファイバー製の釣竿にJHAと一体化したアダプタを経由して差込み、ぐらつかないように固定する。
マッチングはフェライト利用のトランスマッチ。
jX=0の周波数が7110KHz、SWR2⇔2の帯域は130KHz。
室内実験の時は400Khzほどあったが、浮遊容量のせいかも。
北側の窓から3m弱ほど外に突き出した。軒先が近いし、高さは1階の屋根から2m程度。傾斜も45°くらいかなぁ・・・。
空は真っ青な良い天気だ。
時間は11時過ぎ~。ノイズもあったがしばらくワッチしていたらここからみて北方向の能代市の7DY局がサービスしていたので呼んでみた。2、3局に押さえられたがその後応答していただき、59との事。ほんまかいな?こんな常識外れのアンテナで235Kmほど飛んだ事になる。
その後、静岡の局を呼んでみたがカスカスでやっとコールの交換だけ出来た。
今の時期は、昼のコンデションは下がり、朝と夕方が上がってるとの事。夕方また聞こえたらよろしくと早々に終了。
それにしても、昼のコンデションが下がった状態でもなんとか静岡に飛んだ事になる。その距離430kmかぁ。
しかも、2階の屋根より下の位置で、北側窓から突き出しているから、こちらの設置環境は悪い。
それなのに、南方向の東海地方まで飛ぶなんて、このアンテナの放射パターンはどうなっているのか・・・・・面白いなぁ!
大津の局も聞こえていたがQSBがあってコールが良く解らなかった。コールを言う段になるとQSBの底になるのは、わざとそうなるのか・・・・。いつも面白い現象だ。
標準SRAと比較したら面白いかもしれない。
古い常識にこだわっている古い局には面白くないだろうね。
でも、飛んでいるから可笑しいぜ!!ビックリポンや。