手のひらサイズのウッドガスストーブを作ってみた。
これで1リットル以上の水をフライパンに入れて沸騰させる事はできなかった(無謀だぁ)が、コーヒーやお茶、インスタントラーメン程度に使う量なら沸騰すると思う。
ペレットを2次空気穴の少し下まで入れて35分間燃焼した。
外缶からの空気取り入れ量が少し不足しているようだ。(後で穴を追加した)
材料はシイタケ茶の空き缶とお菓子の空き缶、タバコは大きさをイメージするため。
穴だらけになった内缶と、外缶の蓋に内缶組込み用の穴を開けてギリギリ入るように切り込みを入れた状態。
外缶の下に開けた空気取り入れ穴は少し大きめの穴が4個所⇒後でもう4個所足し、計8個所とした。
組込み用穴がわずかに小さく、入らないためトンカチで少しづつ叩きながら組込み用穴を内缶に合せていく。
あせらずこまめに合せながら窮屈にピッタリ入るようにする。(微細な空気漏れは気にする事は無いが、出来るだけピッタリ合せる方が良い)
後は、外缶にセットするだけ。
組み立てた状態
手に持った状態、小ささが分かると思う。
ペレットを詰めて上から灯油を染み込ませた木片をのせ着火。早く燃焼するよう煙突効果を狙う。
ペレットに着火しているが火力が弱い。空気量が少ないためだろうと思う。
フライパンの湯はなかなか沸騰しない。こんなコンパクトなウッドガスストーブでは1リットル以上入っているお湯は沸騰しない。蓋もないし、熱量が足りない。(当たり前だな)
上記の状態で35分燃焼して突然炎が消え、熾き火状態になった。
若干の改良を加えたので、再度試験燃焼させようとしたが、雪が降って来て条件が悪い。そして寒い。
中断。(-_-)
【追加】
夕方、うす暗くなってから空気不足が解消しているか再試験。ペレットは1/3ぐらいにして燃焼させてみたが最初より燃焼具合が良いみたいだ。あと二次燃焼用の穴も倍にしてみよう。
燃焼時間は10分くらいだった。300mリットルの水は最後に細かな泡が湧きたって沸騰しかけたがそこで燃え尽きた。厚手の鉄製フライパンに熱量をとられているようだ。
鍋の素材も考えなくちゃいかんな。
でも、こんな小さなウッドガスストーブ(コンロ?)でも使い方次第で実用になることが分かった。
そういえば、試作したどのウッドガスストーブにも共通するが、煙は出なくても鍋を掛けると煤が付く。
炎を楽しんでいるうちは煙はでないが、鍋等を掛けると若干の不完全燃焼になるのかな?