話題に出ていて思い出した。
院生のときにはるがほしがってて、
散々探してやっとヤフオクで見つけたけど、
なんとVHSでしかなくて、それでもいいって買って、
くお家のはるの部屋で見た。
今回はスカパーでやってたので、懐かしくなって見てみた。
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「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」
定期検査に来なかったために、
手遅れになった脳腫瘍を抱えるマーチンと
父親と同じ骨肉腫で、しかも末期と診断されたルディ。
半分やけになってテキーラを飲みながら
仲良くなって、死後の話をするの。
「今天国では、みんな海の話をするんだ。
でもお前は見たことないんだろ?
話に加われないんだぜ」
それで海を見に行くことにした2人。
マヌケなマフィアの車を盗み、
海を見に行くまでのできごとを
コミカルに切ない雰囲気で描いてるわけさ。
これはねー、男2人だからいいんだよ。
まったく違うタイプの2人が、
一緒にいて語り合うことで仲良くなって、
死を受け止めていくのよ。
最後海にたどり着いたシーンなんて、素敵だね。
ずーっと強がってたマーチンに
ずーっと弱かったルディが
しっかりした口調で、違う顔つきで、
ほんの少しだけ語り合うの。
海を見ながら無言で、
テキーラを飲んでタバコを吸うのさー。
それをなんで日本で、
しかも1人は女の子で、リメイクするんだ?
この世界観は日本じゃ出せないだろ。
つうか、あの友情と切なさは
男同士じゃなきゃだめだよー。
なんて、見返して思ったさ。
はるが「女にする必要あるの?」
って言ったときは「う~ん・・・」
って応えたけど、今は断言するね。
「女にする必要なし!」
もし見るなら、まったく別として見たらよいね。
でもその影響を受けて、なんと
DVDが販売されてた!!
ありえーん!!
メディアってすごいねー。