ジャッキーのつれづれ日記

映画三昧。

Amazonプライム無料期間中、かなり映画を楽しんだ。
観たのは




8本ですな。
もうちょっと観たかった〜。

「燃えよ剣」

司馬遼、という映画。
そもそもあんまし好きじゃないのよ。
うんちくが。

芹沢鴨役の伊藤英明のもみあげが冗談みたいだし、
鈴木亮平の近藤勇が頭足んない人みたいだし、
岡田くんの周りがでかい人ばっかしで、
土方のサイズ感、それでいいのか?だし、
虹郎くん、以蔵役なのに、そんなちょっとしか
出なくてよいの?というツッコミだらけ。

見どころは殺陣です。


「罪の声」



どういうことなのか知りたくて観たけど、
ひったすら暗い。つらい。苦しい。
誰も幸せにならん。
せめてお姉ちゃんが生きてたらよかったのに。
救いがなくてしんどかった…。


「マスカレード・ナイト」


う〜ん。最初のダンスシーン、いる?
犯人、何がしたかったのか中途半端。
木村佳乃さんが唯一怖かった。
勝村さんはどこに行ってしまったのでしょう?
1作目の方がおもしろかったなぁ。


「人間失格」




蜷川実花ワールドな映像美。
あいかわらず極彩色。
そしてひたすら太宰がクズな話。
なんでみんな太宰が好きなのか…
まったく理解できん。

でも小栗旬の鬼気迫る太宰は、真に迫るものがあったような。
あと二階堂ふみがホラー。
でもいちばん怖いのは宮沢りえだな。

「マイ・ブロークン・マリコ」




ほんとに大切な友だちの死を受け入れるって、
きっと苦しくてしんどくて、耐えられない。
彼女のもがいてる姿と、結局日常に戻っていく姿は無常というか。
それでも生きていかなきゃいけないんだな。
つっこみどころは多々あるけれど、
なんとしてでも守りたかった友だちの
最後の手紙は、きっと救いだろうなぁ。


「浅田家!」



笑って泣ける。写真はもともと知っていて、
好きな雰囲気だったし、映画も気になっていたので、
大満足な1本でした。

写真のチカラってすごい。これだけデジタルが普及しても
1枚の写真で救われたり、その時に一瞬で戻れる。
震災で流された写真をきれいにして返すのだけど、
見つけた人が写真に向かって、
おかえり。と声をかけるシーン。
何気ない場面だけど、こんなに心が震えるなんて。
そういう話を家族にまったくしないんだけど、
なんというか、全部飲み込んで、全力でふざけられる家族、最高。


「TENET」




難しいのよ!
逆再生世界は、違和感が若干気持ち悪い。
でもなんか…うまく言えないけど…
おもしろかったのはたしか。
そんでもって、結局のところ友情の話。
クリストファー・ノーランな感じ。
インセプション、もっかい観たくなる。

「coda」




感涙。
どうしようもないのは、パパかと思いきや、
ママの方なのね…でも愛に溢れてる人なのよ。
ママがだめなのは、耳のせいじゃないし。
ってあたりは、ちょっとグッとくる。
関係ないよね、家族だもん。

そんで、おにいちゃんが実はいちばんわかってくれてたとこが
たまりませんな。オレにまかせろって。
たまらん。やっぱり兄妹は仲良くなくては。

パパが娘の才能に気づく瞬間がたまらない。
最後のセリフも。
すごい。たまにパパがラモスに見えてくるんだけど、
そうやって気づかせるという、ほんとに発想がすごい。
家族愛がたまらなく溢れてる話。

つまり、たまらん、を頻発してしまう映画でしたよ。


いやはや、堪能しましたな。
おかげでテレビの録画が溜まってて、
容量がピンチ。やばし。
来週は録画を観る時間を作らねば。
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