ジャッキーのつれづれ日記

「検察側の罪人」

かなり気になってた映画。
Amazonプライムさんに感謝。
無料お試しが終わる前に観たかった。

町工場を営む老夫婦が殺された。
警察と検察の担当者が現場検証へ。
夫婦は他に不動産業と知り合いへの金貸しをして
生計を立てていた。金庫が開いていて、
現金もない様子だが、部屋は荒らされていないので、
おそらく顔見知りの犯行。まずは金銭トラブルで
捜査を進めていく。

検察の担当者はエリート・キムタクと新人・ニノ。
お金を借りていた人物リストの中に、
キムタクが過去に好意を寄せていたであろう
高校生が殺されたときの重要参考人が入っていたことから、
ストーリーがゆがんでいく。

同時進行でキムタクの親友議員が
あらぬ嫌疑をかけられ、逮捕寸前。
政治家一家の娘と結婚したばかりに、
とんでもない人生を送っている親友が不憫。
どうにかならないかと奮闘するも
むなしく親友は自殺。

その後キムタク宛に郵便物が届き、
中には親友からのビデオメッセージと
嫁一族の悪事が書かれた資料。
どうにか公にすることを目論む。

事件の方は、過去の事件の参考人になった
男が被疑者で進めようとするが、
ニノの事務官・吉高由里子は、違和感を持ち始め、
これでは冤罪になりかねないと考える。

捜査が進んでも決定的な証拠はなく、
ひたすらグレーな被疑者。
しかし検察の取り調べで、
時効を迎えた女子高生殺しについて自白する。
キムタク、こいつ死刑にする気マックス。

被疑者は今回の事件の犯人なのか。
なんとしてでも犯人にしようとするキムタクと
ニノ・吉高ペアが対立していく…
という、非常に濃いぃ内容。

見応えあったぁ。
キムタクの気持ちはわかるが、
それはいかんだろ、という展開に
どんどん引き込まれて、
ニノは時期尚早な感じが否めない。
白河ローファームがどんな経緯で
出てきたのかよくわからんかった。
松重豊のお店がシャレオツすぎて、
現実にあればいいのに。でも裏社会の店か…無理。

最後の2人のシーンがなかなかの迫力。
息苦しかったわぁ。
これからどうなっちゃうの、な感じで
やり場のないもやもやを残して終わる。
うーん、なかなか…。

いやぁでもキムタクさんよ。
家で二胡ひいてる奥様と、誕生日占い全暗記して
頼りすぎなのはどうかと思うよ。

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