この日、コチドリと一緒に休耕田にいたのはトウネン(当年)でした。
和名の漢字に興味を惹かれたので、ネットで検索して調べてみると、
「その年に生まれた子」という意味で、
この鳥の体長が14・5cmと小さいので、今年生まれの鳥=当年ということらしいです。
トウネン(当年)幼鳥
後日聞いたところでは3羽いたそうですが、自分が見かけたのは2羽だけ
しきりに何かを採餌していたので、何を食べているのだろうと興味をひかれたものの、
拡大してもこの機材のレベルでは判別不可能でした
それにしても、やはり、成鳥と違って幼鳥の換羽中(?)となると、
シギ・チ見初心者には識別がかなり難しいです
コチドリがたびたび近くに来てくれたので、
体長がどのくらいかが分かったのが最初の手がかりでした
ヒバリシギがよく似ていると思ったけれど、足の色が違うのでバツ
・・などと、消去法で残ったのがトウネンでした
(ヨーロッパトウネンも似ているけど、珍がたくさん付くらしいので除外!)
後日、当日いたベテランさんに確認したら、トウネンで合っていたので、小喜びしました^^
自分で識別するにはいろいろなポーズを撮ったほうがよいかと、
例えばこんな姿もたくさん撮ってしまいました
初見・初撮りの野鳥がまたひとつ増えました。
なにしろポンコツ頭なので、識別にとても時間がかかってしまいます。
最初から聞いてしまったほうがラクだけど、
苦労するそんな時間もまた鳥見の楽しさの一面なのかもしれませんね。
撮影:2021年8月22日、長野県安曇野市