このところ載せていなかったハービー・マン先生の音盤、4枚まとめて行きます。
今回は録音の新しいものから順に。
1,Sunbelt/Herbie Mann (Atlantic) 1LP 550円
1978年作の云ってみればブラジリアン・フュージョン作。ハンコックのA-1なんかがまさにそれ。コーラスを入れリチャード・ティーのソロを際立たせ中々に聴かせます。レゲエ、ラテン風味もあって78年という時代そのもののサウンド。レギュラー・グループにロイ・エアーズやスティーブ・ガッド等も参加。
Side A
A1 Watermelon Man
A2 The Closer I Get To You
A3 What Would You Do?
Side B
B1 Killian
B2 Dona Palmeira (Madame Palm Tree)
B3 Let's Stay Together
B4 Sunbelt—Mulher Rendeira (Weaver Woman)
Herbie Mann - Watermelon Man - Sunbelt LP
Dona Palmeira (Madame Palm Tree) - Herbie Mann
2,Our Mann Flute/Herbie Mann (Atlantic) 1LP 850円
フルートが狙撃ライフルとなってスナイパーの如しのマン先生のジャケが印象的な1966年盤。
ジャズを聴き始めの頃、このジャケに惹かれて勇んで買ったものでした(が、当時はそのジャズけの無さ/ポップさに付いていけず....でした...マン先生をまったくわかっていなかかった、あの頃(笑))。
1曲を除いてすべて2分台、きっちりアレンジ(アリフ・マーディン、オリヴァー・ネルソン、リチャード・ウェス)されたバックが付いてまるでサントラでも聴いているよう。が、よーく聴けばきっちり先生のフルートは満喫でき、ある意味非常に先生らしいアルバムと云えそう。
このアルバムタイトルとジャケットはアクション映画「電撃フリント(Our Man Flint)」からのインスパイアなんですね。
Side A
A1 Scratch
A2 Philly Dog
A3 Happy Brass
A4 Good Lovin'
A5 Theme From "This Is My Beloved"
A6 Frere Jaques
Side B
B1 Our Man Flint
B2 Fiddler On The Roof
B3 Theme From "Malamondo"
B4 Down By The Riverside
B5 Monday Monday
B6 Skip To My Lou
Herbie Mann - Scratch ℗ 1966
HERBIE MANN - PHILLY DOG
Herbie Mann - Our Man Flint - 1966
3,The Roar of the Greasepaint-The Smell of the Croud/Herbie Mann (Atlantic) 1LP 550円
ブロードウェイ・ミュージカル「ドーランの叫び、観客の匂い」に挑戦した1965年盤。
大編成のストリングスを含むオーケストラに乗って結構シリアスに。とは云えバックのバンドはブルーノ・カーとかマンデル・ロウ、デイヴ・パイク、チック・コリア、ロジャー・ケラウェイ等々のレギュラーバンドなので少なからずそんなソロ/サウンドも楽しめます。
Side A
A1 The Joker
A2 Feeling Good
A3 Where Would You Be Without Me?
A4 It Isn't Enough
A5 Look At That Face
A6 This Dream
Side B
B1 Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me)
B2 The Beautiful Land
B3 My First Love Song
B4 Sweet Beginning
B5 A Wonderful Day Like Today
The Herbie Mann Feeling Good
HERBIE MANN - THE JOKER - ATLANTIC 45 5048
4,Herbie Mann - Sam Most Quintet (Bethlehem) 1LP 880円
で こちらはAtlanticに入社して「Comin’ Home Baby」で大ブレークする以前の作品。
同じフルーティストのサム・モストとのフルート双頭クインテットでの1955年作。
ジョー・ピューマのギタートリオをバックに2人のフルートが時にアンサンブルを時にバトルを繰り広げるわけでフルート大好き人間(そんな人がいるのか?)には堪えられない一枚。ジョー・ピューマのギターも時としてかっこよし。
Side A
A1 Fascinating Rhythm
A2 Why Do I Love You?
A3 It's Only Sunshine
A4 Love Letters
A5 Let's Get Away From It All
A6 Flying Home
Side B
B1 I'll Remember April
B2 Empathy
B3 It Might As Well Be Spring
B4 Just One Of Those Things
B5 Seven Come Eleven
Herbie Mann(fl)
Sam Most(fl)
Joe Puma(g)
Jimmy Gannon(b)
Lee Kleinman(ds)
入手盤は米Bethlehenですが、セカンドプレスらしいです。
Fascinating Rhythm
I'll Remember April (Herbie Mann - Sam Most Quintet)
今回は録音の新しいものから順に。
1,Sunbelt/Herbie Mann (Atlantic) 1LP 550円
1978年作の云ってみればブラジリアン・フュージョン作。ハンコックのA-1なんかがまさにそれ。コーラスを入れリチャード・ティーのソロを際立たせ中々に聴かせます。レゲエ、ラテン風味もあって78年という時代そのもののサウンド。レギュラー・グループにロイ・エアーズやスティーブ・ガッド等も参加。
Side A
A1 Watermelon Man
A2 The Closer I Get To You
A3 What Would You Do?
Side B
B1 Killian
B2 Dona Palmeira (Madame Palm Tree)
B3 Let's Stay Together
B4 Sunbelt—Mulher Rendeira (Weaver Woman)
Herbie Mann - Watermelon Man - Sunbelt LP
Dona Palmeira (Madame Palm Tree) - Herbie Mann
2,Our Mann Flute/Herbie Mann (Atlantic) 1LP 850円
フルートが狙撃ライフルとなってスナイパーの如しのマン先生のジャケが印象的な1966年盤。
ジャズを聴き始めの頃、このジャケに惹かれて勇んで買ったものでした(が、当時はそのジャズけの無さ/ポップさに付いていけず....でした...マン先生をまったくわかっていなかかった、あの頃(笑))。
1曲を除いてすべて2分台、きっちりアレンジ(アリフ・マーディン、オリヴァー・ネルソン、リチャード・ウェス)されたバックが付いてまるでサントラでも聴いているよう。が、よーく聴けばきっちり先生のフルートは満喫でき、ある意味非常に先生らしいアルバムと云えそう。
このアルバムタイトルとジャケットはアクション映画「電撃フリント(Our Man Flint)」からのインスパイアなんですね。
Side A
A1 Scratch
A2 Philly Dog
A3 Happy Brass
A4 Good Lovin'
A5 Theme From "This Is My Beloved"
A6 Frere Jaques
Side B
B1 Our Man Flint
B2 Fiddler On The Roof
B3 Theme From "Malamondo"
B4 Down By The Riverside
B5 Monday Monday
B6 Skip To My Lou
Herbie Mann - Scratch ℗ 1966
HERBIE MANN - PHILLY DOG
Herbie Mann - Our Man Flint - 1966
3,The Roar of the Greasepaint-The Smell of the Croud/Herbie Mann (Atlantic) 1LP 550円
ブロードウェイ・ミュージカル「ドーランの叫び、観客の匂い」に挑戦した1965年盤。
大編成のストリングスを含むオーケストラに乗って結構シリアスに。とは云えバックのバンドはブルーノ・カーとかマンデル・ロウ、デイヴ・パイク、チック・コリア、ロジャー・ケラウェイ等々のレギュラーバンドなので少なからずそんなソロ/サウンドも楽しめます。
Side A
A1 The Joker
A2 Feeling Good
A3 Where Would You Be Without Me?
A4 It Isn't Enough
A5 Look At That Face
A6 This Dream
Side B
B1 Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me)
B2 The Beautiful Land
B3 My First Love Song
B4 Sweet Beginning
B5 A Wonderful Day Like Today
The Herbie Mann Feeling Good
HERBIE MANN - THE JOKER - ATLANTIC 45 5048
4,Herbie Mann - Sam Most Quintet (Bethlehem) 1LP 880円
で こちらはAtlanticに入社して「Comin’ Home Baby」で大ブレークする以前の作品。
同じフルーティストのサム・モストとのフルート双頭クインテットでの1955年作。
ジョー・ピューマのギタートリオをバックに2人のフルートが時にアンサンブルを時にバトルを繰り広げるわけでフルート大好き人間(そんな人がいるのか?)には堪えられない一枚。ジョー・ピューマのギターも時としてかっこよし。
Side A
A1 Fascinating Rhythm
A2 Why Do I Love You?
A3 It's Only Sunshine
A4 Love Letters
A5 Let's Get Away From It All
A6 Flying Home
Side B
B1 I'll Remember April
B2 Empathy
B3 It Might As Well Be Spring
B4 Just One Of Those Things
B5 Seven Come Eleven
Herbie Mann(fl)
Sam Most(fl)
Joe Puma(g)
Jimmy Gannon(b)
Lee Kleinman(ds)
入手盤は米Bethlehenですが、セカンドプレスらしいです。
Fascinating Rhythm
I'll Remember April (Herbie Mann - Sam Most Quintet)
ハービーマンだよとか言ってカミンホームベービのメロを口笛で吹いていたのを思い出します。サンベルトのジャケツト、これマンですかと言う感じですね、それとマンの海パン(死語ですかね)見たくなかった。
スナイパー良いですね、ジャケ買いする気持ちよーくわかります。
自分の裸体を強調するところとか、アルバム数の多さは、ジョン・メイオールと共通点がありますが、その最たるものが"Push Push"でしょう。でも彼の実物は実はあまり背が高くありません。話し方は大学教授みたいで、まさにマン先生です。
最初の2枚のアルバムは、コマーシャルですが、よく聞くとどれも作り込まれています。"The Smell Of~"なんて立派なジャズアルバムだと思います。しかしなぜマンデル・ロウとかロジャー・キャラウェーがいるのか、意外です。
もう一度聴き直してみると「ドーランの叫び、観客の匂い」が一番面白かったですね、仰る通り立派なジャズアルバムだし、曲が曲だけにこんな演奏というかサウンドが新鮮に聴こえました。マンデル・ロウ、ロジャー・キャラウエイは60年代中後半頃はイースト・コースト・ポップ畑のスタジオミュージシャンとして売れっ子でしたね、そんな関係の参加ではないでしょうか。このアルバムでは私にはキャラウェイとチック・コリアの区別がつきませんです(苦笑)