Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Vee Jay Blues and more.

2009年02月25日 | Blues,R&B,Gospel
1,San Antonio Ballbuster/Clarence Gatemouth Brown (Red Lightnin') 1LP 380円
懐かしいLPがこんな値であったので再び購入。リリースされたのは70年代の初め頃ではなかったでしょうか、このゲイトマウス・ブラウンのPeacock録音を始めてLP化したもので、SP・45'sの盤起しでスクラッチ・ノイズがバリバリであったのも関わらずゲイトマウス・ブラウンの名を一躍有名にした画期的なアルバムだったと思います。因みにこの後78年になって日本コロンビアが独自にPeacockのブルースをまとめてリリースした際にほぼ同内容のフルアルバムが"いい音"で出されていました。

で このゲイトマウス・ブラウン、ティーボーン・ウォーカーのテキサス・ブルースの流れをくむ人。スタイル的には同じでももっと鋭角的なアグレッシヴなギターを弾き、ハープを吹いたりフィドルまで駆使するというユニークな人でもありました。本盤はそんなゲイト・マウスのPeacockに50曲ほど残した1949年から59年までの録音から16曲集めたものです。

Gatemouth



2,Now Appearing/Jimmy Reed (Vee Jay) 1LP 100円
50年代から60年代に掛けてシカゴのVee Jayレーベルの最大のスターだったのがこのジミー・リード。ヘロヘロのボーカルにピヨピヨのハープ、これがエディ・テイラーのリズム・ギターによるダウンホームなブギ・ビートに乗って、というのがジミー・リードのスタイル。

本盤は1960年リリースのものでメンバーは恐らくですが、
Jimmy Reed (vo,g,harp)
Lefty Bates (g)
Phil Upchurch (b)
Eddie Taylor (g)
Earl Palmer (ds)

もう少し後の録音になるとホーンが入ったりポップな曲調のものも混じってきますが、ここでは"Big Boss Man"とか"Baby What You Want Me To Do"といった有名曲のパターンが聴けます。ワン・パターンの金太郎飴っていやーその通りなのですが、これにハマるともう堪らなくなるわけですね。

Reed



3,I'm John Lee Hooker (Vee Jay) 1LP 100円
55年から59年に録音されたシングル曲を集めたジョン・リー翁のJee Jayでの1枚目のアルバム。1950年前後にModernに吹き込んだ3曲"Hobo Blues" "Boogie Chillun" "Crawling King Snake"の再演が弾き語り、残る9曲がエディ・テイラーを含むバンド・サウンド。先ずはアニマルズもカバーしていた"Dinples"。シカゴ・ブルース・スタイルに乗った翁も格別ですね。

しかし、なんでジャケットに写るのは石炭ストーブなんだろう?

I'm Hooker

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