
1,Second Reunion:Live at Royal Oak 1983/The Animals (Vintage Masters) 2CD 1,280円
先ずはアニマルズのおさらいをしておくと
Eric Burdon (Vocal, 1941年5月19日生)
Alan Price (Organ,Vocal, 1942年4月19日生)
Hilton Valentine (Lead Guitar,Vocal, 1943年5月2日生)
Bryan 'Chas' Chandler (Bass,Vocal, 1938年12月18日生 )
John Steel (Drums, 1941年2月4 日生)
このラインナップが通常オリジナル・アニマルズと呼ばれる1963年結成時のメンバー。65年にはアラン・プライスが脱退、66年にはジョン・ステールが脱退、同年にオリジナル・アニマルズは解散します。
同じく1966年の秋にエリック・バードンがメンバーを一新(正確にはジョン・ステールの後任ドラマー、ジョン・ジェンキンスを連れて)しエリック・バードン&ジ・アニマルズを結成します。このアニマルズは便宜上ニュー・アニマルズと呼ばれます。そして、このニュー・アニマルズも1968年には解散をしてしまいます。
結成からこの辺りまでの流れはこちらに音盤を使って詳細に紹介されています。
ということでそのオリジナル・メンバーによるアニマルズ再結成ですが、2回行われていて1977年にアルバム「Before We Were So Rudely Interrupted」をリリースした際と1983年アルバム「Ark」をリリースした際。
チャス・チャンドラーがプロデュースした1977年の再結成盤は実際の録音は75年、エリックの契約の関係等々でゴタゴタしすぐには発売できず思うような成果は上げれませんでした。また、この時はアルバム制作だけでライヴ活動はなかったようです。
2回目の1983年の再結成はアルバム「Ark」を作るばかりかズート・マネーを初めとするサポートメンバーを加えて大規模なツアー(日本公演まで!)を敢行、ライヴ・アルバム「Greatest Hits Live (Rip It to Shreds)」までリリースしています。
で 前置きが非常に長くなってしまいましたが、今回入手の2枚組のCDはその1983年の2回目の再結成時に行われた全米ツアー中の11月29日デトロイト郊外のロイヤルオークで行われた公演を収めたもの。元々はFM放送用に録音されたもののようです。
オフィシャルのライヴ盤を聴けば分かる通り、この時のツアーのエリック・バードンはノドの限界に挑戦しているかのようなケタ違いの迫力の歌唱をみせているのですが、オフィシャル録音されたN.Y.公演の丁度一ヶ月前のこのロイヤルオーク公演ではそれが裏目に出ていてエリックの声が絶不調。不調にもかかわらず力を抜かない絶唱は痛々しいほど。
実はオリジナル・メンバーが揃ったとは云え演奏自体にそれほどの特名性は出ておらず、エリックのソロといってもいい内容(実際、当初はエリックのソロ・アルバムのレコーディングの延長だったそうな)なのですが、意外にもストレートなアレンジで演奏する"朝日のあたる家"等の過日のレパートリーをエリックが見事に崩して歌うところが聴きものでしょう。
こちらで全曲が聴けます。
収録曲は下記の通りですが、Disc-2の4曲目と5曲目が繰り返して2回入っていて下記にある9曲目と10曲目は実際には収録されていません!

The Animals - House of the Rising Sun (Live, 1983 reunion)
The Animals - We Got ta Get Out Of This Place (Live, 1983 reunion)
先ずはアニマルズのおさらいをしておくと
Eric Burdon (Vocal, 1941年5月19日生)
Alan Price (Organ,Vocal, 1942年4月19日生)
Hilton Valentine (Lead Guitar,Vocal, 1943年5月2日生)
Bryan 'Chas' Chandler (Bass,Vocal, 1938年12月18日生 )
John Steel (Drums, 1941年2月4 日生)
このラインナップが通常オリジナル・アニマルズと呼ばれる1963年結成時のメンバー。65年にはアラン・プライスが脱退、66年にはジョン・ステールが脱退、同年にオリジナル・アニマルズは解散します。
同じく1966年の秋にエリック・バードンがメンバーを一新(正確にはジョン・ステールの後任ドラマー、ジョン・ジェンキンスを連れて)しエリック・バードン&ジ・アニマルズを結成します。このアニマルズは便宜上ニュー・アニマルズと呼ばれます。そして、このニュー・アニマルズも1968年には解散をしてしまいます。
結成からこの辺りまでの流れはこちらに音盤を使って詳細に紹介されています。
ということでそのオリジナル・メンバーによるアニマルズ再結成ですが、2回行われていて1977年にアルバム「Before We Were So Rudely Interrupted」をリリースした際と1983年アルバム「Ark」をリリースした際。
チャス・チャンドラーがプロデュースした1977年の再結成盤は実際の録音は75年、エリックの契約の関係等々でゴタゴタしすぐには発売できず思うような成果は上げれませんでした。また、この時はアルバム制作だけでライヴ活動はなかったようです。
2回目の1983年の再結成はアルバム「Ark」を作るばかりかズート・マネーを初めとするサポートメンバーを加えて大規模なツアー(日本公演まで!)を敢行、ライヴ・アルバム「Greatest Hits Live (Rip It to Shreds)」までリリースしています。
で 前置きが非常に長くなってしまいましたが、今回入手の2枚組のCDはその1983年の2回目の再結成時に行われた全米ツアー中の11月29日デトロイト郊外のロイヤルオークで行われた公演を収めたもの。元々はFM放送用に録音されたもののようです。
オフィシャルのライヴ盤を聴けば分かる通り、この時のツアーのエリック・バードンはノドの限界に挑戦しているかのようなケタ違いの迫力の歌唱をみせているのですが、オフィシャル録音されたN.Y.公演の丁度一ヶ月前のこのロイヤルオーク公演ではそれが裏目に出ていてエリックの声が絶不調。不調にもかかわらず力を抜かない絶唱は痛々しいほど。
実はオリジナル・メンバーが揃ったとは云え演奏自体にそれほどの特名性は出ておらず、エリックのソロといってもいい内容(実際、当初はエリックのソロ・アルバムのレコーディングの延長だったそうな)なのですが、意外にもストレートなアレンジで演奏する"朝日のあたる家"等の過日のレパートリーをエリックが見事に崩して歌うところが聴きものでしょう。
こちらで全曲が聴けます。
収録曲は下記の通りですが、Disc-2の4曲目と5曲目が繰り返して2回入っていて下記にある9曲目と10曲目は実際には収録されていません!

The Animals - House of the Rising Sun (Live, 1983 reunion)
The Animals - We Got ta Get Out Of This Place (Live, 1983 reunion)
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