
1,日本人/Far Out(Buy or Die)1CD 1,680円
宮下フミオ率いるFar Outの73年に日本コロンビアから出した唯一のアルバム。日本では89年にCD化されていますが、今回入手盤はドイツのレーベルから出たもの。その日本盤CDも持っていますが、CD初期のものなので音圧も低く不満があったのでこのドイツ盤のDigitally Remasteredのクレジットとボーナス7曲付きなのでまた買ってしまいました。
Far Outはあの喜多郎も在籍したファーイースト・ファミリー・バンドの前身バンドですので雄大なシンセを使ったサウンドかと思いがちですが、頭脳警察にも在籍していた左右栄一のギターをメインにアコギ、シタールを配したもの。ただ、ファミリー・バンドにも受け継がれる精神世界を追求する宮下フミオの音楽志向が前面に出たものですので、瞑想的世界を音像化したような浮遊サウンドになっています。
アナログでは片面1曲づつの2曲入り。1曲目の"Too Many People"ではゲストのジョー・山中が歌っていること、同じような東洋志向もあってフラワー・トラベリン・バンドの「SATORI」を想起させます。左右が弾くギターのフレーズもフラワーの石間ヒデキと重なるし。(ただ、技術的にはフラワーのほうが数段上です)
ボーナスの7曲はファーイースト・ファミリー・バンドのファースト「地球空洞説」からのもの。シンセを中心としたより神秘的なサウンドになっています。
2,In The Beggining/Blues Creation(URC Avex) 1CD 1,600円
未発表の70年8月の日比谷野音でのライヴ5曲、89年にCD化されていた71年の中津川フォークジャンボリーからの2曲、そして70年の渋谷ジャンジャンでの1曲を収録した大沢博美がボーカル時代の発掘音源集。
それにしても竹田和夫のギターは圧巻。支える佐伯正志のベース、樋口昌之のドラムスがこれまた凄い。70年当時ここまで圧倒的なサウンドを披露していたバンドは他にいなかったでしょう。当時から賛否両論あった大沢のボーカルが正にあの時代の「東京ロック」を強烈に郷愁をかき立ててくれます。
なんでこのサウンドがこーなるの?というジャケット・デザイン、最低です。

3,Band Wagon/Shigeru Suzuki(Crown-Panam) 1CD+1DVD 2,000円
新品は新古品扱いで出ていたので思わず購入。昨年「Perfect Edition」の名の下に出たリマスター盤+DVDのセット。"砂の女"で始まり"銀河エキスプレス"で終わる9曲、はて何度聴いたことか。アナログは2回買ったし以前出たプラケCDも紙ジャケCDも買いました。未だに鈴木さんといえばこれ。これ1枚でOK。
DVDに入っているハックルバック、めちゃかっこよし。
ティンパン・アレイのMid 70's Promo Videoなんてのがこちらにアップされていました。

宮下フミオ率いるFar Outの73年に日本コロンビアから出した唯一のアルバム。日本では89年にCD化されていますが、今回入手盤はドイツのレーベルから出たもの。その日本盤CDも持っていますが、CD初期のものなので音圧も低く不満があったのでこのドイツ盤のDigitally Remasteredのクレジットとボーナス7曲付きなのでまた買ってしまいました。
Far Outはあの喜多郎も在籍したファーイースト・ファミリー・バンドの前身バンドですので雄大なシンセを使ったサウンドかと思いがちですが、頭脳警察にも在籍していた左右栄一のギターをメインにアコギ、シタールを配したもの。ただ、ファミリー・バンドにも受け継がれる精神世界を追求する宮下フミオの音楽志向が前面に出たものですので、瞑想的世界を音像化したような浮遊サウンドになっています。
アナログでは片面1曲づつの2曲入り。1曲目の"Too Many People"ではゲストのジョー・山中が歌っていること、同じような東洋志向もあってフラワー・トラベリン・バンドの「SATORI」を想起させます。左右が弾くギターのフレーズもフラワーの石間ヒデキと重なるし。(ただ、技術的にはフラワーのほうが数段上です)
ボーナスの7曲はファーイースト・ファミリー・バンドのファースト「地球空洞説」からのもの。シンセを中心としたより神秘的なサウンドになっています。
2,In The Beggining/Blues Creation(URC Avex) 1CD 1,600円
未発表の70年8月の日比谷野音でのライヴ5曲、89年にCD化されていた71年の中津川フォークジャンボリーからの2曲、そして70年の渋谷ジャンジャンでの1曲を収録した大沢博美がボーカル時代の発掘音源集。
それにしても竹田和夫のギターは圧巻。支える佐伯正志のベース、樋口昌之のドラムスがこれまた凄い。70年当時ここまで圧倒的なサウンドを披露していたバンドは他にいなかったでしょう。当時から賛否両論あった大沢のボーカルが正にあの時代の「東京ロック」を強烈に郷愁をかき立ててくれます。
なんでこのサウンドがこーなるの?というジャケット・デザイン、最低です。

3,Band Wagon/Shigeru Suzuki(Crown-Panam) 1CD+1DVD 2,000円
新品は新古品扱いで出ていたので思わず購入。昨年「Perfect Edition」の名の下に出たリマスター盤+DVDのセット。"砂の女"で始まり"銀河エキスプレス"で終わる9曲、はて何度聴いたことか。アナログは2回買ったし以前出たプラケCDも紙ジャケCDも買いました。未だに鈴木さんといえばこれ。これ1枚でOK。
DVDに入っているハックルバック、めちゃかっこよし。
ティンパン・アレイのMid 70's Promo Videoなんてのがこちらにアップされていました。

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