Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Caribbean style.

2006年11月04日 | World Music
1,Folk Song with Harry Belanfante(Coronet) 1LP 500円
Andrewふっとしたきっかけでプリンス・バスターが歌うカリプソ曲"Rum and Coca-Cola"を聴いて気に入った矢先、レコ屋でこの曲が入ったハリー・ベラフォンテのLPを発見、速攻で買ってきた次第。
なんでもこの曲は40年代はじめにトリニダッドで生まれた曲で、それが海を渡ってアンドリュー・シスターズがカバーしてヒットさせた曲だそう。いや、いいですね、この曲。アンドリュー・シスターズのも早速買わねば。

で この曲を何回か聴くうちに、ありゃ、これベラフォンテじゃないのでは?との疑問が。ジャケを良く見ると「And Calypso with The Islanders」って書いてある。このLPを出しているCoronetはなにやら怪しげなものばかり出していた廉価盤専門レーベル。有名アーティストの名と写真を前面に出した作りのジャケットながら中身はその目玉アーティストは数曲のみで残りは無名のよく判らない人達の曲が...というパチモンLPをやたら出していたのです。本盤もその類だったようで。
まぁ、この"Rum and Coca-Cola"狙いで買って、これが結構良かったので誰が歌っていてもいいんですがね。

2,Welcome Belafonte!/Harry Belafonte(Victor) 10"LP 200円
上記のLPと同日に仕入れた10インチ盤。60年7月に来日予定を記念して出したものとライナーにあります。流石に私も知ってる"バナナ・ボート" "ダニー・ボーイ"とか当時のベスト・ヒットを集めたもののようです。
う~ん、本盤を聴くと上記LPの"Rum and Coca-Cola"を歌っているのはやっぱりベラフォンテかもしれないとの思いも。

Belanfonte Wellcome

3,Time to Remember....Oldies but Goodies/V.A(Sonic Sounds) 1LP 500円
ボブ・マーリィーのバック・コーラス・グループ、アイ・スリーズのメンバーだったジュディー・モワットの曲が4曲入っていてアルバム・タイトル、ジャケからしてロック・ステディ、アーリー・レゲエのコンピだろうと思い購入。

あらら、あのレゲエ・ビートは一切出てこない、まるで60年代のソウル・ミュージック。ジュディ・モワットはアン・ピープルズとかローラ・リー、グエン・マックレーを思わせるソウル・クイーンの趣。ジャマイカ製ソウル・ミュージック・カバー・アルバムってとこでしょうか。バックの音が如何にもチープなのがジャマイカらしいですが、歌はかなり聴かせてくれます。ジュディは勿論いいですが、収録は一曲だけですがPatsyなる女性シンガーの歌うジョー・サイモンのカバー"Hanging On"も大いに気に入りました。

Time to

4,This Heart of Mine/Calton & The Shoes(Quality) 1LP 1,280円
ロック・ステディー時代から活躍するコーラス・トリオ、名盤の誉れ高き82年盤。
カールトンが一人でこなしたらしい繊細な甘いコーラス、ソリッドなバック、全9曲捨て曲なし、これは凄い。なるほど、確かに名盤。

Carlton



コメント    この記事についてブログを書く
« 70\'s Japanese Rock CD | トップ | MC5 »

コメントを投稿