
1,same/Fields (Fallout) 1CD 1,480円
"Take You Home"を最初に聴いたのは「スピード・グルー&シンキ」。重く引きずるような陳信輝のギター・リフに間を生かしたドラムス、なんとも人を隔絶するようなジョーイ・スミスの醒めたボーカルが入ってきて異様なグルーヴが生まれるドラッグ臭にまみれたドロドロのサウンド。やられました。
そのジョーイ・スミスがフィリピンに帰国して組んだのがJuan De La Cruz。このブログでも取り上げたそのセカンド・アルバム「Himig Natin」でまたも演ったのがこの"Take You Home"。深く重く沈むようなヘヴィな展開は更に深化。うーむ。
その2枚の超絶アルバムを象徴するような"Take You Home"が、クレジットにあるMichael Hanopol作ではなく実はアメリカのバンドのオリジナル曲だと知ったのはそう昔のことではありません。
そのバンドがFieldsと名乗る1969年にUniに唯一のアルバムを残すギター、ベース、ドラムスのアメリカン・スリー・ピース・バンド。そしてこの曲はそのFieldsのg/voのRichard Fortunatoなる人の書いた曲でした。
このFieldsのアルバムがFalloutでCD化されていると知った矢先にラッキーにも中古で遭遇、ホイホイ買ってきた次第。
明らかに標榜するバンドはクリームなんですが、いや、これがかっこいい。サー・ロード・バルティモアとかダスト、デミアン、初期ブルー・チアーをも想起するこれでもかのヘヴィー・ロック。技術的には気になるところが無いではないのですが、そこは気合と志。お目当て"Take You Home"もなるほど、これが! という納得の演奏。大いに気に入っております。
好き者はいるものでYTにもしっかりアップされていました!
Fields - Take You Home
"Take You Home"を最初に聴いたのは「スピード・グルー&シンキ」。重く引きずるような陳信輝のギター・リフに間を生かしたドラムス、なんとも人を隔絶するようなジョーイ・スミスの醒めたボーカルが入ってきて異様なグルーヴが生まれるドラッグ臭にまみれたドロドロのサウンド。やられました。
そのジョーイ・スミスがフィリピンに帰国して組んだのがJuan De La Cruz。このブログでも取り上げたそのセカンド・アルバム「Himig Natin」でまたも演ったのがこの"Take You Home"。深く重く沈むようなヘヴィな展開は更に深化。うーむ。
その2枚の超絶アルバムを象徴するような"Take You Home"が、クレジットにあるMichael Hanopol作ではなく実はアメリカのバンドのオリジナル曲だと知ったのはそう昔のことではありません。
そのバンドがFieldsと名乗る1969年にUniに唯一のアルバムを残すギター、ベース、ドラムスのアメリカン・スリー・ピース・バンド。そしてこの曲はそのFieldsのg/voのRichard Fortunatoなる人の書いた曲でした。
このFieldsのアルバムがFalloutでCD化されていると知った矢先にラッキーにも中古で遭遇、ホイホイ買ってきた次第。
明らかに標榜するバンドはクリームなんですが、いや、これがかっこいい。サー・ロード・バルティモアとかダスト、デミアン、初期ブルー・チアーをも想起するこれでもかのヘヴィー・ロック。技術的には気になるところが無いではないのですが、そこは気合と志。お目当て"Take You Home"もなるほど、これが! という納得の演奏。大いに気に入っております。
好き者はいるものでYTにもしっかりアップされていました!
Fields - Take You Home
どんどん紹介ください(笑)
HMVにあった!
アメリカにもNucleus(ロック)がいますが、イギリスにもIan Carr's Nucleus(ジャズ・ロック)がいますが、これらみんないいんですね。
トリオ・バンドは私も目(耳)が無いほうです。ギター・バンドが好きなんですね、結局。
今見たらHMVでは入手困難となっていますが、Amazonでももっと安く売ってるようですね。Juan De La Cruzともどもオススメです、これも。
>Gravenitesさん
イギリスのFieldsはRare BirdのリーダーだったGrahamu Fieldが組んだトリオでしたね。その昔米Epic盤を結構な価格で買ったのを思い出します。ちょっと牧歌的なプログレって趣でしたか。ドラマーはクリムゾンの「Lizard」に参加していたと記憶しています。
アメリカのNucleusというのは知らないのですが、ひょっとしてこれですか?
http://www.myspace.com/nucleusmusic
そのサイトにあるのは最近になって出てきたバンドで、ジャズ・ロックの方のCDだと思って間違って買ったバンドですが、安っぽい音なのに、それがなかなか個性的なのです。
もう一つのアメリカの方は1969年にMainstreamレーベルからアルバムを出した後のA Foot In The Cold Waterの母体になるハード・ロック・バンドです。
後身のA Foot In The Cold Waterは下記ですね、カナダのプログレ・バンドとありますが、これはまったく知らなかったです。
http://jp.youtube.com/watch?v=ek_Xf2HTsZo
http://en.wikipedia.org/wiki/A_Foot_in_Coldwater
お手数お掛けしました。