Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Dion & Mark Lindsay.

2006年08月08日 | 60's,70's Rock
ディオンとマーク・リンゼイの70年代録音盤です。

1,Streetheart/Dion(WB) 1LP 300円
いやもう息の永い人で昨年暮にもブルースアルバム「Bronx in Blue」を出していました。ベテラン・アーティストもある一定の年齢に達すると「昔の名前で出ています」的な活動となっていくことが往々にしてありますが、このディオンさんは単に活動をしているだけでなく創造の意欲をまったく失っていないようでもう何とも言葉も無いです。なんせベルモンツを率いてデビューしたのが50年代終わりですから。因みに1939年生まれだそうです。

ということで、本盤はスティーヴ・バリのプロデュースによる76年発売盤。いいですよ、これも。1曲目からしてスモーキー・ロビンソンの"The Way You Do the Things You Do"でにんまり。あのフィル・エヴァリーがハーモニーを付けているデイオンのオリジナル"Queen of '59"はそこはかとなくジャクソン・ブラウンを想起しました、面白いですね。

2,You've got a Friend/Mark Lindsay(Columbia) 1LP 300円
マーク・リンゼイと云えば勿論ポール・リビアとレイダースの看板スターだった大ベテラン。ソロになってからの1枚目今年1月に買ったLP「Arisona」に入っている"Miss America"がとにかく気にいてしまって、もう一枚ソロを買ってしまいました。

で 本盤はその翌年71年の3枚目のソロ・アルバム。タイトル曲と同じくキャロル・キングの"It's too Late"からジム・ウェッブ、デヴィット・ゲイツ、クリス・クリストファーソン、ゴードン・ライトフットの曲を取り上げたまさに歌物アルバム。この人とにかく歌が上手いのでカバー曲を歌っても自分のものになっているのは流石です。

Mark3

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