マザーズ・オブ・インベンションが1968年にリリースした、ルーベン&ザ・ジェッツという架空のDoo-Wopバンドになりきってのコンセプトアルバムですね。
皆さんは初めて買ったCDって覚えておられますか? 私は本盤なのです、忘れもしない転勤で大阪に住んでいた1987年のこと。マザーズがDoo-Wopをやっているということで長年聴きたくてしょうがなかったのですが、当時は再発もなく高嶺の花。
その中古CDが梅田のレコ屋さんの棚に燦然と。CDプレーヤーも持っていないにも関わらず、中古なのに2000円もしたのにも関わらず、買ってしまったのです。勿論数日後には家電屋さんに駆け込んで一番安いCDプレーヤーを買い込んだのは云うまでもありません、これがCDとの出会いなのです。
当時はアナログに拘っていてCDなんて.....と思っていたのでこのザッパ盤との出会いが無ければCDとの触れ合いはもっともっと遅くなっていたかもしれません。ちなみにCD購入の2枚目はやはり中古で「サージェント・ペッパーズ」でした(これも同じ店で2000円、高かったこと!)。
と、いつもの戯言失礼しました。
ということで、下の画像を見てください、これが今回購入のジャケットです、そう、前所有者さまのお手製なのです、これにいたく惹かれまして思わず抱えてしまいました、盤がVerve盤だったことあって。ちなみに300円という値付けでした。
本盤の85年のCD化にあたってザッパはベースとドラムスを当時のマザーズのメンバーの演奏をオーバーダビングしたとのことで、一時期は逆にオリジナルのLPヴァージョンが聴けなくなっていたそうですね。
The Mothers Of Invention - Ruben & The Jets 1968
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