1,Cajun Music The Early 50's/V.A. (Arhoolie) 1LP 525円
George Khouryなる人がルイジアナはレイク・チャールズで40年代から50年代に掛けて運営していたKhoury/Lyricというレーベルに残されたCajun MusicのSP盤を元にArhoolieが編んだコンピレーション。
当時からケイジャンのスターだったNathan Abshireを中心に14曲。アコーディオンやフィドルが絡んで独特のツー・ステップやワルツといったリズムに乗ってフランス語で歌われるダンス音楽がたっぷり。
2,French Blues/Nathan Abshire (Arhoolie) 1CD 525円
で こちらが上記にも入っていたケイジャン・ミュージックの代表格、ネイザン・アブシールの1949年から50年代の初めに上記盤と同じくKhouryレーベルに残された録音を28曲も入れたCD。
スピード感溢れるアコーディオンに哀歓たっぷりな歌。今も絶えることなく演奏されているCajun/Zadico、それを聴いても50年以上も前に録音された本CDで聴ける演奏/歌がなんと普遍的なものであるかに驚きます。
この人の66年の録音も入ったコンピをかつてこちらで取り上げておりました。
Cajun - Nathan Abshire - Pine Grove Blues - Accordion
3,You Know That's Right/Katie Webster (Arhoolie) 1LP 525円
Cajun/Zadicoの人ではありませんが同じくルイジアナで活躍してスワンプ・ブギー・クイーンと称されるケイティ・ウェブスターが白人バンドHot Linksと組んで制作した85年盤。
50年代後半から60年代にはジェイ・ミラーのExcello Recordsとかエディ・シュラーのGoldband Recordsでスリム・ハーポ、ライトニン・スリム、レイジー・レスター、クリフトン・シェニエ等のスワンプ・ブルースからスワンプ・ポップまでの録音にピアニストとして参加。この手のセッションには欠かせない人だったようです。その後はオーティス・レディングの"Try a Little Tenderness"等のルイジアナ録音からツアーにも参加(「Whisky a Go Go」のライヴで聴けます)していました。
本盤は白人のブルース・バンドと組んでのスワンプ・ブルースが聴けるものかと思いきや、このHot Linksなる女性テナー奏者を含むバンドがN.O.のR&Bとかルイジアナ風のポップが得意のバンドのようで、全体的にはブルースというよりソウルR&B風味からスワンプ・ポップ風味が漂う内容となっています。
驚いたのがバーバラ・リンの60年代初めのJamieでの録音を思わせるユルくポップなR&B曲があったりして思わずニンマリ。メンメンと続く南部音楽の伝統が息づく楽しいアルバムでした。
本盤の録音の後、80年代後半にはAlligatorに録音、Swamp Boogie Queenの名を欲しいままに。ですが90年代に入って体調を崩し1999年に惜しくも亡くなられたようです。
Katie Webster and the songettes (sea of love)
PUSSYcat MOAN - Katie Webster
George Khouryなる人がルイジアナはレイク・チャールズで40年代から50年代に掛けて運営していたKhoury/Lyricというレーベルに残されたCajun MusicのSP盤を元にArhoolieが編んだコンピレーション。
当時からケイジャンのスターだったNathan Abshireを中心に14曲。アコーディオンやフィドルが絡んで独特のツー・ステップやワルツといったリズムに乗ってフランス語で歌われるダンス音楽がたっぷり。
2,French Blues/Nathan Abshire (Arhoolie) 1CD 525円
で こちらが上記にも入っていたケイジャン・ミュージックの代表格、ネイザン・アブシールの1949年から50年代の初めに上記盤と同じくKhouryレーベルに残された録音を28曲も入れたCD。
スピード感溢れるアコーディオンに哀歓たっぷりな歌。今も絶えることなく演奏されているCajun/Zadico、それを聴いても50年以上も前に録音された本CDで聴ける演奏/歌がなんと普遍的なものであるかに驚きます。
この人の66年の録音も入ったコンピをかつてこちらで取り上げておりました。
Cajun - Nathan Abshire - Pine Grove Blues - Accordion
3,You Know That's Right/Katie Webster (Arhoolie) 1LP 525円
Cajun/Zadicoの人ではありませんが同じくルイジアナで活躍してスワンプ・ブギー・クイーンと称されるケイティ・ウェブスターが白人バンドHot Linksと組んで制作した85年盤。
50年代後半から60年代にはジェイ・ミラーのExcello Recordsとかエディ・シュラーのGoldband Recordsでスリム・ハーポ、ライトニン・スリム、レイジー・レスター、クリフトン・シェニエ等のスワンプ・ブルースからスワンプ・ポップまでの録音にピアニストとして参加。この手のセッションには欠かせない人だったようです。その後はオーティス・レディングの"Try a Little Tenderness"等のルイジアナ録音からツアーにも参加(「Whisky a Go Go」のライヴで聴けます)していました。
本盤は白人のブルース・バンドと組んでのスワンプ・ブルースが聴けるものかと思いきや、このHot Linksなる女性テナー奏者を含むバンドがN.O.のR&Bとかルイジアナ風のポップが得意のバンドのようで、全体的にはブルースというよりソウルR&B風味からスワンプ・ポップ風味が漂う内容となっています。
驚いたのがバーバラ・リンの60年代初めのJamieでの録音を思わせるユルくポップなR&B曲があったりして思わずニンマリ。メンメンと続く南部音楽の伝統が息づく楽しいアルバムでした。
本盤の録音の後、80年代後半にはAlligatorに録音、Swamp Boogie Queenの名を欲しいままに。ですが90年代に入って体調を崩し1999年に惜しくも亡くなられたようです。
Katie Webster and the songettes (sea of love)
PUSSYcat MOAN - Katie Webster
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