1,Hefti in Gotham City/Neal Hefti (RCA Victor) 1LP 630円
"バット・マンのテーマ"を作ったニール・ヘフティが「Batman Theme & 11 Hefti Songs」に次いで同じ66年にリリースした一枚。バットマンの活躍舞台になっている悪に満ちた架空都市、Gotham Cityをテーマにした先のバットマン盤と同様のゴージャスなオーケストラとコーラスを使ったインスト・アルバムです。
正直なところいつものジャケ買いでバットモービルが夜のゴーサム・シティを突っ走るジャケットに惹かれて買ったものですが、イザ聴いてみるとそれを恥じるほど中身の音楽は充実しており2度美味しい(?)お買い物と相成りました。
一曲目、ドラムからスタートするのですが、これが正しくハル・ブレイン! 他の参加メンバー/リズム隊は私の耳では個人まで特定できませんがハリウッド・オールスターズ、所謂レッキング・クルーの面々なのだと思います。
バットマンのテーマのNo.2と思しきものからレア・グルーヴ・ファンもが喜びそうなビートもの/ジャージーなもの、ファズ・ギターを使った中近東サウンドもどきまでまで、実にバラエティに富み飽きさせない魅力的な楽曲とアレンジと演奏が続きます。オーケストラ編成とは云えクルーの面々が参加したエレキ・インスト・アルバムがお好みであれば楽しめること必至の充実作ではないかと思います。
CD化を探ってみると「Batman Theme & 11 Hefti Songs」の全曲にこのアルバムから8曲を加えたものが10年以上前にRazor & Tie からリリースされていたようです。見つけたら買いですね、私もチェック・リストに入れておきました。
Batman opening & closing credits w/ ABC
本作とは関係ないのですがレスリー・ゴーアがバット・マンに出演したときの映像がありました。
Maybe Now - Lesley Gore (Batman 1966)
そしてこちらはポール・リヴィアとレイダース出演時の映像。
Batman with Paul Revere & the Raiders
"バット・マンのテーマ"を作ったニール・ヘフティが「Batman Theme & 11 Hefti Songs」に次いで同じ66年にリリースした一枚。バットマンの活躍舞台になっている悪に満ちた架空都市、Gotham Cityをテーマにした先のバットマン盤と同様のゴージャスなオーケストラとコーラスを使ったインスト・アルバムです。
正直なところいつものジャケ買いでバットモービルが夜のゴーサム・シティを突っ走るジャケットに惹かれて買ったものですが、イザ聴いてみるとそれを恥じるほど中身の音楽は充実しており2度美味しい(?)お買い物と相成りました。
一曲目、ドラムからスタートするのですが、これが正しくハル・ブレイン! 他の参加メンバー/リズム隊は私の耳では個人まで特定できませんがハリウッド・オールスターズ、所謂レッキング・クルーの面々なのだと思います。
バットマンのテーマのNo.2と思しきものからレア・グルーヴ・ファンもが喜びそうなビートもの/ジャージーなもの、ファズ・ギターを使った中近東サウンドもどきまでまで、実にバラエティに富み飽きさせない魅力的な楽曲とアレンジと演奏が続きます。オーケストラ編成とは云えクルーの面々が参加したエレキ・インスト・アルバムがお好みであれば楽しめること必至の充実作ではないかと思います。
CD化を探ってみると「Batman Theme & 11 Hefti Songs」の全曲にこのアルバムから8曲を加えたものが10年以上前にRazor & Tie からリリースされていたようです。見つけたら買いですね、私もチェック・リストに入れておきました。
Batman opening & closing credits w/ ABC
本作とは関係ないのですがレスリー・ゴーアがバット・マンに出演したときの映像がありました。
Maybe Now - Lesley Gore (Batman 1966)
そしてこちらはポール・リヴィアとレイダース出演時の映像。
Batman with Paul Revere & the Raiders
このようなバットマンとか、ごく普通のイージー・リスニング的なものとか、全体的にジャズのにおいが薄いですが、やはりイージー・リスニング専門家の他の人とは何となく違います。白人のクセのない多少ジャズのスパイスをばらまいたオーケストラと言うところでしょうか。単なる量産されたイージー・リスニングとは一緒にしたくはないです。
「'50年代のベイシー楽団を語るうえで最も重要なアレンジャー。Woody Herman のバンドでトランペッターとして活躍した後、Clifford Brown (tp) らの録音のアレンジを担当」なんだそうですね。
今回の入手盤でも仰る「洗練されたアレンジと楽器の使い方」という部分に確かに惹かれるものがあります。他の盤も追っかけてみたいと思っております。
ここらあたり面白そうですね。
http://allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=10:kxfqxq9gldae