Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

70's American Rocks.

2008年10月31日 | 60's,70's Rock
1,vienen tiempos mejores/Rinoceronte (Epic) 1LP 630円
と書くと何だか判らないのですが「Better Days are Coming/Rhinoceros (Electra)」のメキシコ盤です。Electra盤がメキシコだとEpic盤になっちゃうんですね、面白いです。思わず買っちゃいました。

ライノセロス、60年代後半から70年にかけてElectraで3枚のアルバムを出していたブルース・ベースのファンキーなグループ。後にShelterから素晴らしいスワンプ・アルバムを出すあのアラン・ガーバーが在籍していたことでも知られたバンドかもしれません。

で 本盤はそのライノセロスの1970年リリースの3枚目。このバンドのElectra盤3種はその昔からカット盤が多く出回って一時はどこの輸入盤屋・中古盤屋に行っても見かけたものです。そんなこともあっていずれもかつては持っていました。

まったく忘れていたのですが、今回久し振りに聴いて思い出しました、このアルバムには大好きだった1曲が入っていたのです。A面5曲目モロのサザン・ソウル・バラード仕立ての"Happiness"。これは素晴らしいです。

オフィシャルと思しきサイトがこちらにありました。

When You Say You're Sorry




2,Family Album/Stoneground (WB) 2LP 630円
ボー・ブランメルズにいたサル・ ヴァレンティノが結成した大所帯のコミューン・バンドがストーングラウンド。

本盤は2枚組でA~C面はライヴ、D面はスタジオ録音という1971年のセカンド・アルバム。
デッドのサウンドにも通ずる如何にもあの時代のサンフランシスコのコミューン・バンドというユルーイ演奏。

stonrground


Stoneground-Colonel Chicken Fry-1970





3,Live/Lee Michaels (A&M) 2LP 630円
ハモンド・オルガン奏者として今も評価の高いリー・マイケルズ、1973年の2枚組ライヴ盤。後にドゥービー・ブラザースに加入するドラマー、キース・ヌードセンと二人だけによる演奏。

この人の歪んだハモンド・プレイはある意味ロック・オルガンの極みともいえるダイナミックなもの。そんな氏の超絶プレイが聴ける最上作が本盤。ボーカルもなかなかにソウルフル。ロック・オルガンがお好きな方(私もです)には必聴盤でしょう。

因みに、ジャケットは表に4つ、裏に1つのカットアウト・ホールがあってそこから内袋の写真が覗く仕掛け。

lee live


4,same/Help (Decca) 1LP 630円
長らくずーっと気になっていた本盤、やっと3年前にUK盤を見つけて入手したのですが、今度はその米Decca盤に遭遇。それもこんなお値段で。先にも書いた通り内容的にはイマイチピンと来るものではなかったのですが、やっぱり手が出てしまいました。

ヘヴィサイケ・トリオなんてコピーもありましたが、ファズを使ってはいてもヘヴィさはなくハーモニーを生かしたフォーク/カントリー曲もあって、60年代のサイケ色を引きずったカルフォルニア・バンド、たとえばヤングブラッズあたりに近い感じですね。

アルバムはもう一枚、1971年に同じDeccaから「Secound Coming」を出しています。


Help help2


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2 コメント

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Rhinoceros と Stoneground (通りすがり)
2008-11-01 12:52:19
> Rhinoceros
この 3 枚目では、最早 Alan Gerber は在籍していません。

> Stoneground
オフィシャルサイト
http://www.stoneground.us/
旧譜を CD 化して販売しているみたいです。
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Re:Rhinoceros と Stoneground (Jahking@管理人)
2008-11-01 18:53:24
>3枚目では、最早 Alan Gerber は在籍していません
すいません、言葉足らずでした、フォロー有難うございます。

> Stoneground
いまも続いてるようですね、バンド・メンバーをチェックしたら2人は本盤に参加している人でした。
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