Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

男と女

2014年05月15日 | ノンジャンル
1,Married Well/Chico O'Farrill (Verve) 1LP 600円
キューバ生まれだというバンドリーダー/アレンジャーの67年盤。昨日取り上げた同じVerveからのカイ・ウィンディングの「Soul Surfin'」の流れを汲む(ただこちらのプロデュースはクリード・テイラーではなくテリー・レイグ)この時代のVerveが得意とした良質なイージーリスニング・ポップ・ジャズ・アルバム。ラテン・リズムが強烈な一枚。

Side A
1.Hip Hug Her
2.Reza
3.Descarga Numero 1000
4.South Of The Border
5.Manteca
Side B
1.Georgy Girl
2.Llora Timbero
3.Trumpets Fiesta
4.A Man And A Woman
5.Frenesi







2,same/Danks (Colossus) 1LP 400円
プロデューサー、ジェリー・ロスが見つけ出したというRaul DanksとStefanianna Christophersonの二人からなる男女デュオDanksの1970年盤。
基本はフォーク・ロックですが、ジェリー・ロスが手掛けたスパンキー&アワー・ギャング、ビル・ディールとロンデルス、キース等々に通ずるキラキラ輝くようなポップスとソフトなサウンディングが聴ける意外なアタリ盤でした。

蛇足ですが、これを出しているColossus Recordsはジェリー・ロスが設立した会社でショッキング・ブルー、ティー・セット、ジョージ・ベイカー・セレクションといったオランダのグループのアメリカでの販売権を得てダッチ・サウンドの名のもとに大ヒットを連発していました。
ディスコグラフィーはこちら


Danks

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2 コメント

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チコ・オファリル (t-izu)
2014-05-16 07:59:45
というと、ノーマン・グランツがマチートとパーカーを共演させた『アフロ・キューバン・ジャズ組曲』が何といっても古典的傑作でしょうが、時代の気分としては、こちら『Married Well』かも知れませんね。

同時期テリーレイグ・プロデュースのVerve盤としては、キューバの至宝ミゲリート・ヴァルデスの『Inolvidables』、カウント・ベイシーのビートルズ・カヴァー集などがオファリルの仕事で好盤です。

この辺から更に10年ほど前のクァルテート・デ・アイダは個人的にはお薦めです。後にブエナ・ビスタで世界的名声を得るオマーラ&アイデー・ポルトゥオンド姉妹、エレナ・ブルケによるジャズの影響を受けたモダーンなコーラス・グループでオファリルも素晴らしい仕事ぶりです。

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Re:チコ・オファリル (Jahking@管理人)
2014-05-16 08:56:22
>t-izuさん
うーん、「アフロ・キューバン・ジャズ組曲」もこの人の手になるものでしたか、いや、もうお恥ずかしいかぎりです(苦笑)
しかし、t-izuさん、ラテン系お強いですね、お教えいただくことばかりです。

手持ちのVerve盤を適当に引っ掻き回してみたらカル・ジェイダーの「Along Comes Cal」にその名を見つけました、なるほどこの頃はこんな活動していた人なんだと一人納得しております。
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