1,From Detroit Comes Sweet Soul/V.A. (P-vine) 1LP 660円
1986年というとCDがそろそろ出だした時期、そんな時に発売されたP-Vineのソウル・コンピレーション、同時にフィラデルフィア編も発売されていましたね。個人的にはこの頃になるとブラコンだ、エレクトリックファンクだ、で、同時代ソウル・ミュージックにまったく興味が失せて、そのお陰でソウル/R&Bへの熱が冷めてきていた時期で後に「フィラデルフィア編」は買ったもののこの「デトロイト編」は見送っておりました。そんなことでリリースされて30年以上経って初めて聴きました、今回。
邦題「デトロイト・スィート・ソウル」ということで甘いトロトロのソウル・ミュージックを想像するわけですが、鈴木啓志さんのライナーによると元々「スィート・ソウル」とは純粋なソウルを意味するものだそうでトロトロばかりでない辛めの一枚となっています。
Chessレーベルのシリーズの一枚として発売されていますが、実際は当時Chessと同じくGRT傘下にあったJay WalkingにWestboundの原盤を使って編んだコンピで、見事にデトロイト、頭のディープなエディ・パーカーから1曲1曲ホントにいい曲が続きます。中でも凄いのは冒頭のエディ・パーカー、何と本盤で本邦初登場となったというファンタスティック・フォーのWestboundからの4曲、そしてディープの極みのシンガー、ジミー・デルフスの2曲、極め付けスィートなユニーク・ブレンド。
とか敢えて挙げましたが全曲捨て曲無しの黄金ソウル・ミュージック、これらの曲を原盤シングルで聴いてみたい欲望に駆られました。
因みにジャケット・カバーを飾るのはファンタスティック・フォーです。
Side A
A1. Can't You See / Eddie Parker
A2. Don't Leave Me Baby / Ray Gant & Arabian Knights
A3. I Need A True Love / Ray Gant & Arabian Knights
A4. It's No Fun Being Alone / Houston Outlaws
A5. What Am I Going To Do / Houston Outlaws
A6. Ain't No Telling / Houston Outlaws
A7. You Ain't The Only Man / Jeannie Reynolds
Side B
B1. If You Need Me, Call Me / Fantastic Four
B2. I Had This Whole World To Choose From / Fantastic Four
B3. I Believe In Miracles / Fantastic Four
B4. I'm Falling In Love / Fantastic Four
B5. Country Girl / Jimmy Delphs
B6. Mind Going In The Same Direction / Jimmy Delphs
B7. Old Fashioned Woman / Unique Blend
B8. Mommy & Daddy / Unique Blend
EDDIE PARKER-Can't You See What You're Doing To Me
HOUSTON OUTLAWS - it's no fun being alone
If You Need Me Call Me (And I'll Come Running)
I Believe In Miracles (I Believe In You) FANTASTIC FOUR Video Steven Bogarat
JIMMY DELPHS COUNTRY GIRL
Unique Blend - Old Fashioned Woman (Eastbound)
1986年というとCDがそろそろ出だした時期、そんな時に発売されたP-Vineのソウル・コンピレーション、同時にフィラデルフィア編も発売されていましたね。個人的にはこの頃になるとブラコンだ、エレクトリックファンクだ、で、同時代ソウル・ミュージックにまったく興味が失せて、そのお陰でソウル/R&Bへの熱が冷めてきていた時期で後に「フィラデルフィア編」は買ったもののこの「デトロイト編」は見送っておりました。そんなことでリリースされて30年以上経って初めて聴きました、今回。
邦題「デトロイト・スィート・ソウル」ということで甘いトロトロのソウル・ミュージックを想像するわけですが、鈴木啓志さんのライナーによると元々「スィート・ソウル」とは純粋なソウルを意味するものだそうでトロトロばかりでない辛めの一枚となっています。
Chessレーベルのシリーズの一枚として発売されていますが、実際は当時Chessと同じくGRT傘下にあったJay WalkingにWestboundの原盤を使って編んだコンピで、見事にデトロイト、頭のディープなエディ・パーカーから1曲1曲ホントにいい曲が続きます。中でも凄いのは冒頭のエディ・パーカー、何と本盤で本邦初登場となったというファンタスティック・フォーのWestboundからの4曲、そしてディープの極みのシンガー、ジミー・デルフスの2曲、極め付けスィートなユニーク・ブレンド。
とか敢えて挙げましたが全曲捨て曲無しの黄金ソウル・ミュージック、これらの曲を原盤シングルで聴いてみたい欲望に駆られました。
因みにジャケット・カバーを飾るのはファンタスティック・フォーです。
Side A
A1. Can't You See / Eddie Parker
A2. Don't Leave Me Baby / Ray Gant & Arabian Knights
A3. I Need A True Love / Ray Gant & Arabian Knights
A4. It's No Fun Being Alone / Houston Outlaws
A5. What Am I Going To Do / Houston Outlaws
A6. Ain't No Telling / Houston Outlaws
A7. You Ain't The Only Man / Jeannie Reynolds
Side B
B1. If You Need Me, Call Me / Fantastic Four
B2. I Had This Whole World To Choose From / Fantastic Four
B3. I Believe In Miracles / Fantastic Four
B4. I'm Falling In Love / Fantastic Four
B5. Country Girl / Jimmy Delphs
B6. Mind Going In The Same Direction / Jimmy Delphs
B7. Old Fashioned Woman / Unique Blend
B8. Mommy & Daddy / Unique Blend
EDDIE PARKER-Can't You See What You're Doing To Me
HOUSTON OUTLAWS - it's no fun being alone
If You Need Me Call Me (And I'll Come Running)
I Believe In Miracles (I Believe In You) FANTASTIC FOUR Video Steven Bogarat
JIMMY DELPHS COUNTRY GIRL
Unique Blend - Old Fashioned Woman (Eastbound)
Jimmy Delphsの Don't Sign the Papers Babyとかのkaren音源はCDはされてましたっけ?
ヨーロッパあたりで出たAtlantic/Atcoのソウルコンピとかがあったらひょっとして、ですね。
すっかり忘れていました。BOXのコンピ物は何度も聴かない事が多いので・・・
それならkentあたりからでも単独は無理にしてもコンピに何曲か入れて出せそうですが・・・。karen以外のはkentで見た記憶がありますが、karenの曲は多分なかったような・・・
因みにフィラデルフィア編はあるもののデトロイト編は未だ未入手。代わりと言ったら何ですが、グラスハウス参加以前のタイ・ハンターやグレート・シンガー、ナ・アレンを収録した『デトロイト・ソウル・ハンター』を愛聴してきました。
このチェスのシリーズとほぼ同時期南部産ソウルのコンピ盤として『ディープ・ソウル・クラシック』というシリーズがしぶとく発売されていました。
これなども何処まで出ていたのかやはり不明です。手持ちの盤ではヒューイ・P・モー製作のコレクションがVol.8で87年発売、これが最後だったのか、はたまたまだつづいたのか。ご教授いただければ幸いです。
https://www.discogs.com/ja/label/517306-Deep-Soul-Classics
ここで抜けているVol.10は「Sandra Phillips - Too Many People In One Bed 」(PLP 367)ですね。
私はと云えば、殆ど中古か新古盤で買ったのですが、ジョー・サイモンの2枚と最後のBayouものを除いて持っていたとと思います、が、聴き込みは出来ておらず今となってはあまり記憶は無かったする盤も多かったり(苦笑) とは云え、「Big John Hamilton, Doris Allen」と「Ann Sexton」は最高の愛聴盤でした。
尚、ナイショですが(笑)、こちらのページで全23種ナニ出来ます、まだリンクは生きてるはずです。
https://dontaskmeidontknow.blogspot.com/2020/01/deep-soul-classics.html
確かに英Ace傘下のKentから出ているコンピに入っているかもしれませんね、KarenはAtlantic系なのでKentでは無理なのではないでしょうか。
私はと云えば、随分と前に知人より貰ったCDーRで聴いています、全14曲入っています(もちろん盤起こしです)。手製でしょうが「 A Hole In The World」のタイトルを付けて写真も付いています。多分ネットで拾ったものだと思うのですが出所は定かではありません。
このシリーズ漠然と結構な種類が出ている気がしていましたが、23枚とは。さすがP-Vineとうところでしょうか。
その内最も印象に残る1枚と言えば、やはり「A Shell Of A Woman」のシングルでぶっ飛んだDoris AllenとBig John Hamiltonのアルバムです。
CD-Rとはいえ、単独CDとはいいですね!ブートでもあれば欲しいですね!
最近、知人とよく話している事なのですが、変なCDよりも、盤起こしのCDの方がよっぽど良い!と。実際、レコードもCDも持っている分で試した所、盤起こしのCDの方が音に厚みがあってよかったです。単に私の好みと言うだけでしょうが。
”A Shell Of A Woman” 忘れもしない芽瑠璃堂のオススメに従って買ったシングルでぶっ飛びまくりました、あれは76年ころだったか。以来レディソウルでNO.1はこれです。単独CDが出たときは嬉しかったなぁ。ビッグ・ジョン・ハミルトンも初めて買ったのは同じ頃、ブルーズンソウルの"Train"が最初だったか。t-izuさんも同じ頃に"ぶっ飛んで"おられたのでは?
>しみへんさん
状態の良いシングルを使っていれば確かに盤起こしの方がいいかもしれませんね、今回取り上げたP-VineのLPも綺麗にまとまってはいるのですが迫力には欠ける音質ですね、よって本文の最後に「原盤シングルで聴きたい」って書いてしまったのです。