Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Junior Wells & Blues Great Essential Modern/R.P.M. Masters

2015年10月12日 | Blues,R&B,Gospel
1,Live in Boston 1966/Junior Wells & The Aces (Delmark) 1CD 614円
あの傑作「HooDoo Man Blues」録音の翌年、バックはシカゴ最強ユニットのエイシス、こんなライヴ録音が残っていたなんて! と2010年に発掘されて大きな話題になった一枚。生々しく熱いジュニアのボーカルとハープ、恐ろしいほどのグルーヴ感のシャッフルを聴かせるエイシス、これがシカゴ・ブルースなんだなぁと強く思います。曲間でのMCもたっぷり聴けます。

wells



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このブログでも何回か登場しているかつてトリオ・レコードが発売していたModern/RPMのマスターを使った「ブルース・グレイト・エッセンシャル」シリーズ。中身も勿論素晴らしいのですがジャケットを飾る後藤一之氏のイラストが圧倒的な存在感がこれまた素晴らしい名作シリーズでした。
このブログでは、エルモア・ジェイムズモダン・ブルース
テキサス・ブルース、を取り上げています。
かつて持っていたものですが、CD期になってすべて手放してしまい今またポツポツと買い直ししている次第です。

全10枚の全貌はこちらに載っています。


2,Drifting from Town to Town:Memphis Blues Anthology/V.A. (Trio) 1LP 413円

Side A
1. Jumpin' Blues / Walter Horton
2. Cold Chills / Joe Hill Louis
3. Try Me One More Time / Willie Nix
4. Drifting From Town To Town / Bobby Bland
5. Eyesight To The Blind / Joe Hill Louis
6. Bad Woman, Bad Whiskey / Junior Parker
Side B
1. Hard-Hearted Woman / Walter Horton
2. I feel like A Millionaire / Joe Hill Louis
3. Lonesome Bedroom Blues / Willie Nix
4. Love My Baby / Bobby Bland & Junior Parker
5. Chocolate Blonde / Joe Hill Louis
6. Good Lovin' / Bobby Bland

Memphis






3,I'm the Wolf/Howling Wolf (Trio) 1LP 413円
ハウリン・ウルフ、1951~52年のModern/RPM録音を集めたもの。

1. Crying At Daybreak
2. My Baby Stole Off
3. Brownskin Woman
4. The Sun Is Rising
5. I'm The Wolf
6. Keep What You Got
Side B
1. Dog Me Around
2. Worried About My Baby
3. I Want Your Picture
4. House Rockin' Boogie
5. Stealing My Clothes
6. Passing By Blues


wolf

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7 コメント

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Unknown (uni)
2015-10-13 06:59:12
ハウリンのこのジャケ シリーズになっていたんですね。
しかし(笑)
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Re:Unknown (jahking)
2015-10-13 07:29:25
ウルフのみお持ちでしたか。後藤さんのイラスト、当時は気になりませんでしたが、今また見るとなかなか凄いですね、これぞ氏の真骨頂なのでしょうが。
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Unknown (uni)
2015-10-13 10:38:24
そうでしたか後藤さんっていう方の作品なんですね。
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Re:後藤一之氏 (Jahking@管理人)
2015-10-13 11:54:46
数年前にお亡くなりになったと聞きましたが、70年代からブルースを聴いている方なら氏が手掛けたジャケットのレコードの1枚や2枚は必ず持っていたのでは。

たとえばこんなのを。
http://home.catv.ne.jp/dd/youki_m/lp-jv9.htm
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Unknown (uni)
2015-10-13 13:48:34
日本独自となりますと編集盤がそうなるんですね。
残念ながら一枚も持っていません。
しかしながら味わい深いジャケットが多いですね。
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Junior Wells他 (t-izu)
2015-10-13 14:58:55
このCD、発売時結構話題になりましたね。確かレココレ誌の年間リイシュー・アルバムのブルーズ部門で一位だったような。実際の聴衆は白人学生中心、MCでブルーズ講釈などをしているらしいのですが、当時はそんなこと関係なくガッツ溢れる若き日の4エイシズの演奏に興奮しきりでした。というよりそんな前のこととも覚えずいまだ興奮の余韻が残っております。

後藤一之氏によるトリオ・レコードのジャケットって今見ても秀逸ですよね。内容の方も管理人氏が以前からしつこく(ほめ言葉です)触れてらっしゃる日暮泰文氏編集の『モダン・ブルース・アンソロジー』なんていまでもぴか一の内容だと思います。
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Unknown (Jahking@管理人)
2015-10-13 19:56:30
>uniさん
70年代中頃に日本ビクターがChess音源を使って出したアルバム、マディ、リトル・ウォルター、エルモア、ウルフ等々各アーティストの日本独自のベスト盤と編集盤はすべて後藤氏の手になるものでした、uniさんなら多分1枚はお持ちだと思います。

>t-izuさん
実は発売当初に知人にナニしてもらって聴いていですっかり持っているつもりになっていたCDです。その知人は歌詞とMCの内容が知りたいとP-Vineを買っていました。ちらっと見たそのライナーを思い出しました、確か録音場所もボストンじゃなくてケンブリッジだったか学生街での録音だったとか。しかし、フレッド・ビロウのシャッフル・タイコ、素晴らしいなんて言葉じゃ表し切れない凄さですね。

そーなんです、「モダン・ブルース・アンソロジー」は私、一生モンのLP。御賛同いただき嬉しいかぎりです。
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